SUMMER of LOVE

福耳の3枚目のシングル「SUMMER of LOVE」は、2003年7月23日にBMG JAPANから発売されました。

このシングルは、これまでのライブ音源を含む形式とは異なり、オリジナル楽曲2曲のみを収録した点が特徴です。また、ミュージックビデオには俳優の竹中直人氏が出演しており、話題を呼びました。

参加アーティストは、杏子、山崎まさよし、スガシカオ、COIL、元ちとせといった豪華な面々が名を連ねています。

参加ミュージシャンは、楽曲ごとに編成が異なり、「SUMMER of LOVE」では、ボーカルを杏子と山崎まさよしが担当し、コーラスをスガシカオ、元ちとせ、COILが担当。ギターは佐藤洋介と間宮工、ベースは根岸孝旨、ドラムスは湊雅史が演奏しています。さらに、根岸孝旨はシタールも演奏しています。

一方、「ALL OVER AGAIN」では、ボーカルを杏子が担当し、アソシエイトボーカルとして元ちとせが参加。コーラスには山崎まさよし、スガシカオ、COILに加え、矢野仁志と田鹿祐一（サンプリングサン）が参加しています。ギターは間宮工、キーボードは森俊之、ベースは根岸孝旨、ドラムスはあらきゆうこが担当し、グレート柴田グループによるストリングスも加わった豪華な構成となっています。

収録曲は以下の2曲です。

1. SUMMER of LOVE
作詞: 谷穂ちろる
作曲: 佐藤洋介
編曲: 間宮工
2. ALL OVER AGAIN
作詞: 谷穂ちろる
作曲: M&G
編曲: 間宮工

「ALL OVER AGAIN」の作曲者である「M&G」は、サポートギタリストの間宮工と、当時所属事務所の社長兼音楽プロデューサーであった森川欣信の通称「ジャイアン」によるユニットです。

「SUMMER of LOVE」は、夏らしい爽やかな雰囲気と、豪華なアーティスト、ミュージシャンによる演奏が魅力的な一曲です。また、「ALL OVER AGAIN」は、より洗練されたサウンドで、福耳の新たな一面を感じさせます。このシングルは、福耳の音楽性の幅広さを感じられる作品と言えるでしょう。

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