Seaside 〜Summer Tales〜

アルバム『Seaside 〜Summer Tales〜』の紹介

松田聖子のベスト・アルバム『Seaside 〜Summer Tales〜』は、1997年6月21日にSony Recordsからリリースされました。この作品は、彼女がSony Recordsからマーキュリー・ミュージックエンタテインメント（現・ユニバーサルミュージック）に移籍した後の初めてのアルバムです。本作は、1996年に発売された『Winter Tales』の姉妹的な位置づけにあり、海辺や高原、異国の島々をテーマにした楽曲を集めたコンピレーションアルバムとなっています。

アルバムの特長

アルバムのジャケットは、1991年に発売された2枚組ベストアルバム『Bible』の別カットを使用しており、夏の印象を強く感じさせるデザインに仕上がっています。このように、視覚的にも聴覚的にも夏の雰囲気を満喫できる内容となっているのが特徴です。

さらに、2006年7月19日には74枚組CD-BOX『Seiko Matsuda』にデジタル・リマスタリングされたこのアルバムが含まれ、LPサイズのジャケットでリニューアルされていますが、個別のリマスター盤は販売されていません。

収録曲のラインナップ

『Seaside 〜Summer Tales〜』に収録されている楽曲は、松田聖子のキャリアの中で特に人気の高い曲ばかりです。例えば、「小麦色のマーメイド」や「Sailing」、「潮騒」など、すべてがリスナーに夏の楽しさを届けてくれます。

各曲の詳細について少し紹介しましょう。

• - 小麦色のマーメイド（3:35）

作詞は松本隆、作曲は呉田軽穂、編曲は松任谷正隆による楽曲で、聖子らしい爽やかな印象を与える一曲です。

• - Sailing（4:08）

財津和夫が手掛けたこの楽曲は、彼の繊細なメロディと甘い歌声が調和した作品です。

• - 潮騒（3:56）

小田裕一郎の作曲で、海のさざ波のような心地よいリズムが印象的です。

他にも、「スピード・ボート」、「愛の神話」、「マイアミ午前5時」、「レモネードの夏」など、聴き手の心をつかむ名曲が次々と登場します。これらの楽曲は、松田聖子の音楽の多様性を示すものであり、彼女の魅力を余すところなく伝えています。

まとめ

『Seaside 〜Summer Tales〜』は、松田聖子の音楽の魅力を凝縮したと同時に、夏の雰囲気を楽しむためのアルバムです。海の香りを感じながら、心に残るメロディを堪能できる一枚として、多くのファンに愛され続けています。聖子の歌声とともに、夏の素晴らしい思い出を作るのにぴったりのアルバムとなることでしょう。

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