Side7について
Side7(さいど・せぶん)は、
2004年から
2006年までFM北海道(AIR-G')で放送されていた、収録型
ラジオ番組です。本番組は木曜日の深夜26時から27時までの時間帯に放送され、AIR-G'の公式ウェブサイトでは「ディープナイトプログラム」と称されていました。
番組の概要
DJを務めたのは、
TEAM NACSの佐藤重幸(現在の名は
戸次重幸)です。彼はガンダムファンとして知られ、番組は
2004年秋の改編で彼が以前担当していた別番組「R」を降板した後に新たにスタートしました。Side7は、
2006年までの約2年間にわたり、リスナーに向けた多彩な内容を提供しました。
番組名の由来
番組名「Side7」は、ガンダムに関連しています。具体的には、宇宙に建造されたコロニーの一つで、サイドという名称は、30から40のコロニーの集合体を意味しています。サイドは建造された順序に応じて、サイド1、サイド2と名付けられ、最終的にSide7が名付けられました。これを通じて、ファンであるDJ佐藤の愛情が反映されています。
ターゲットリスナー
本番組のターゲットリスナーは、DJ佐藤と同年代の男性で、具体的には昭和40年代後半に生まれた人々です。彼らは子供の頃からガンダムを見て育った世代であり、番組内容はそのようなリスナーのニーズに応える形で作られました。
特に2005年の秋からは、ガンダムに馴染みのないリスナーのために、ガンダムのストーリーを一話ごとに詳しく説明する「はじめてのガンダム講座」が開始されました。この取り組みは、新規のファン獲得に貢献するだけでなく、既存のファンにとっても懐かしさや新たな発見を提供する重要な要素となりました。
まとめ
Side7は、ガンダムを愛するリスナーに向けて特別に作られた番組であり、DJ佐藤の人柄やガンダムへの情熱が色濃く表れた内容でした。放送終了後も、その独特なスタイルやガンダムに関する深い知識が多くのファンの記憶に残っています。今では、AIR-G'の公式サイトを通じて、その当時の雰囲気を再体験できる機会も提供されています。ガンダムファンだけでなく、幅広いリスナーに愛される番組として知られるSide7は、放送史においてひと際輝いています。