SmaSTATION!!

『SmaSTATION!!』の歴史

『SmaSTATION!!』（スマステーション!!）は、テレビ朝日系列で2001年10月13日から2017年9月23日までの間、主に土曜日の夜に放送された情報・教養バラエティ番組です。メイン司会を務めたのは香取慎吾。番組は、視聴者に日本国内外の多彩な話題を提供し、その内容は幅広い年齢層に支持されました。

放送開始当初から番組は視覚的な工夫が施されており、現代的でスタイリッシュな演出が特徴でした。特に「CMまで5秒前」というカウントダウンは番組の名物になっていました。また、深夜枠ながらも、若年層や女性視聴者を意識した配慮が多く見られました。さらに、放送ごとに発行されるフリーペーパー『スマタイムズ』は、視聴者との触れ合いを深める重要な役割を果たしました。

番組の進化と形式

最初の放送から約16年の間に、『SmaSTATION!!』は数回のタイトル変更を経ました。この番組名は『SmaSTATION-2』『SmaSTATION-3』などに変化しましたが、最終的には元の名称に戻りました。また、2016年からは放送画面にアナログ時計と共に放送年数が表示され、視聴者により親しみやすく感じられるよう工夫がなされていました。

内容については、香取が興味を持つテーマや特集を基に様々なゲストを迎え、トークを展開しました。特集内容は毎回異なり、例えば医療や社会問題、エンターテインメントなど、視聴者が興味を持つ幅広いテーマに及びました。特に、香取とゲストが行う『ベラベラステーション』という英会話クイズは、香取自身の英語学習にもつながっていました。

シーズン制の導入とその後

2001年の番組スタート当初は、香取と小宮悦子の二人騎士でスタートしましたが、小宮が降板した後は大下容子アナウンサーが司会に加わりました。また、番組は改編期や特別番組への移行時に多数の休止が設けられ、放送時間もたびたび変更されました。2012年には放送時間が繰り下がり、視聴者への影響も多大でした。

2006年には、タカハタ秀太が総合演出として参加し、番組をより一層、バラエティ化していきました。しかし2007年からは、タカハタが担当を離れたことで番組は一般的な情報番組へとシフトしました。

終焉と最終回

番組は2017年の改編で新報道番組の開始などにより、23:05に時間を変更し、同年9月23日に699回目の放送をもって終了しました。香取がジャニーズ事務所を退所する背景もあり、最後の放送では多くのファンから惜しまれました。最終回では香取と山本耕史の共演が実現し、感動的な最後を迎えました。

影響と後の活動

『SmaSTATION!!』は放送終了後も多くの視聴者に記憶され続けており、香取自身の新しい地図としての活動幕開けも象徴するものとなりました。16年間にわたる放送の中で築かれた『SmaSTATION!!』のブランドは、今後のコンテンツにおいても多大な影響を及ぼすことでしょう。

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