Softly (音楽グループ)

Softly（ソフトリー）

Softlyは、北海道苫小牧市で活動する2人組の音楽ユニットです。彼らはメンバーのMUTSUKIとHARUKAによって構成されており、所属事務所はARIGATO MUSIC、レーベルはユニバーサルミュージックです。彼らの音楽は主に片想いをテーマにしており、インディーズ時代から高い評価を得て、「北のKiroro」の愛称でも知られています。ファンは「ソフ友」と呼ばれ、特有の造語も生まれています。

メンバー紹介

• - MUTSUKI（ボーカル担当、1997年6月4日生まれ、27歳）
• - HARUKA（ギター・コーラス担当、1997年8月27日生まれ、27歳）

結成と初期の活動

Softlyは2013年に結成されました。高校1年生だったMUTSUKIが「バンドをやりたい」とツイートしたことがきっかけで、共通の友人によってHARUKAと出会いました。彼らはすぐに意気投合し、すぐに楽曲制作をスタートします。その後、NHKの「スクールライブショー」にバンドバトルで出場し、111組の中から選ばれたことが大きな転機となりました。そこで披露した楽曲「おれんじ」は、多くの視聴者に感動を与えました。

インタビューでは、MUTSUKIが「二人で歌手になる」と語る一方、HARUKAは「高校3年の夏までに必ず結果を出す」と約束していました。MUTSUKIは音楽で生きていくことを決意し、高校を中退して音楽活動に本腰を入れるようになります。

メジャーデビューとその後

彼らは2015年1月にインディーズ1stシングル「Maybe～どうでもいいの～」をリリース。この曲は北海道テレビの深夜番組「おにぎりあたためますか」のエンディングテーマに起用され、大きな反響を呼びました。2015年10月の苫小牧ELLCUBEでのワンマンライブでは、とまこまい観光大使に任命されることが発表されました。この場で、2016年春にユニバーサルミュージックからメジャーデビューが発表されました。

2016年2月3日には「キミがいい」をリリースし、晴れてメジャーデビューを果たしました。その後は地元のタワーレコード苫小牧店にてインストアライブも行われ、ファンとの交流を深める場となりました。

アニメソングと全国ツアー

2017年3月7日には、NHK Eテレのアニメ「境界のRINNE」の新EDテーマ「スキナノカナ」を担当することが発表され、アニソンデビューも果たします。この年の6月からは初の全国ツアーを開催し、全国に彼らの音楽の魅力を広めました。

活動休止とソロの道

残念ながら、2017年10月に彼らは活動休止を発表しました。同年12月22日、結成4周年を記念して行われた最後のライブ「Softly LIVE 2017 ～アリガトウをアナタに アリガトウをワタシに～」が感動的なフィナーレを飾りました。その後、2018年にHARUKAはソロ活動を開始し、個人のウェブサイトを立ち上げました。同年8月にはMUTSUKIが新プロジェクト「mahina」を発表しました。

音楽活動の成果

Softlyの音楽は、彼らの独特の感性と親しみやすい歌詞で多くのファンに愛されています。二人のメンバーはそれぞれの道を歩みながらも、Softlyの存在を忘れずに音楽シーンに影響を与え続けています。

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