Starry sky (capsuleの曲)

『Starry sky』は、日本の音楽ユニットcapsuleが2006年12月13日にcontemodeレーベルからリリースした、数量限定のアナログ12インチシングル（品番：YCJC-10004）です。

収録曲について

このシングルには以下の3曲が収録されています。

A1. Starry sky (extended version)
当初のリリース時の表記やジャケット裏の曲目リストでは、この曲は単に「Starry sky」と表記されていました。しかし、後にリリースされたアルバム『Sugarless GiRL』では、曲名が「Starry Sky」と表記が変更され（2つ目の"s"が大文字に変更）、アルバム版とは大きく異なるアレンジが施されています。このシングルのバージョンは、より長い尺で、楽曲の展開もアルバム版とは異なり、ダンスフロア向けのダイナミックなサウンドが特徴です。

B1. Reality
この曲もアルバム『Sugarless GiRL』に収録されていますが、アルバム版では「REALiTy」と表記が変更されています。アルバム版とのアレンジの違いは「Starry sky」ほどではありませんが、細部にわたって変更が加えられています。シングル版の方がより原曲のシンプルな構成を活かしたアレンジになっています。

B2. Sugarless GiRL (extended version)
「Starry sky」と同様に、当初のリリースやジャケット裏の曲目リストでは、(extended version)の表記はありませんでした。アルバム『Sugarless GiRL』に収録されたバージョンとは、大幅にアレンジが異なり、特に歌詞の一部がカットされています。具体的には、2番サビの後、「灰色の〜...〜ほどじゃない」の直後の「けど」という歌詞がアルバム版では削除されています。シングル版は、よりダンサブルで、リミックスに近い印象のアレンジとなっています。

楽曲の特徴

これらの楽曲は、capsuleの音楽プロデューサーである中田ヤスタカが全曲の作詞・作曲を手掛けています。シングル版とアルバム版の違いを楽しむことができるのが特徴です。

『Starry sky』シングルは、capsuleの音楽性を深く掘り下げた作品であり、特にアナログレコードというメディアを通じて、その音の質感と音楽の奥行きを味わうことができる一枚です。アルバムバージョンとは異なるアレンジを施すことで、各楽曲の新たな魅力を引き出しています。また、このシングルは数量限定でのリリースであったため、現在では入手困難なコレクターズアイテムとなっています。capsuleの音楽ファンにとっては必携の一枚と言えるでしょう。

もう一度検索