Stop stop rock'n'roll

『stop stop rock'n'roll』ライヴ・アルバム

『stop stop rock'n'roll』（ストップ・ストップ・ロックンロール）は、山下久美子によるライヴ・アルバムおよびライヴ・ビデオで、1989年2月1日に日本コロムビアのBODYレーベルからリリースされました。この作品は「LIVE 1988.12.5 TOKYO BAY N.K.HALL」として知られており、1988年の東京ベイNKホールでの公演の様子を収録しています。

ライヴ・アルバムとしての位置づけ

本作は、1987年に発表された『ACT RESS』以来のライヴ・アルバムであり、CDとしてのリリースが特徴です。アルバムには、ファンから親しまれる楽曲が多数収録されており、特に注目すべきは第11曲の「KID」。これは、1979年にリリースされたイギリスのロックバンド、プリテンダーズの楽曲をカヴァーしたもので、山下久美子は2001年にもこの曲を別アレンジでカヴァーしています。

再発売の経緯

このライヴ・アルバムは、その後も愛され続け、2009年にはオンデマンドCDとして再発売されました。また、2020年10月21日には、デビュー40周年を記念したベストアルバム『愛☆溢れて! 〜Full Of Lovable People〜』とともに、UHQCD仕様でリリースされ、さらなる注目を集めました。これにより、かつての名曲を新たなフォーマットで楽しむことができるようになりました。

収録曲に関して

アルバムには多彩な楽曲が収録されており、山下久美子の魅力が存分に発揮されています。特に、強烈なパフォーマンスや情熱的な歌声はファンの記憶に刻まれています。曲目の詳細を見ることで、彼女の代表的な楽曲や、ステージでのパフォーマンスがどのように具現化されているかを知ることができます。

ライヴ・ビデオの特徴

この作品にはライヴ・ビデオも含まれています。こちらも1985年にリリースされた『Panic』以来の作品となります。ただし、ライヴ・ビデオは1990年12月21日に再発売された後、DVDやBlu-rayとしてはリリースされていないため、ファンには貴重な映像コンテンツとなっています。

参加ミュージシャン

本作に参加した音楽家たちのクレジットも重要です。ギターとコーラスは布袋寅泰、キーボードとコーラスはホッピー神山、ベースは松井恒松、ドラムスには池畑潤二が担当しており、それぞれのパフォーマンスがアルバムに深みを与えています。

結論

『stop stop rock'n'roll』は、山下久美子のアーティストとしてのスタンスを示す重要な作品であり、彼女の音楽を聴く貴重な手段でもあります。その情熱的なパフォーマンスや、参加ミュージシャンの素晴らしい演奏は、多くのファンにとって忘れがたい思い出となり続けています。

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