Summer Paradise 2017

Sexy Zoneのライブビデオ『Summer Paradise 2017』：多彩なソロステージと楽曲カバーが魅力

2018年7月18日、ポニーキャニオンより発売されたSexy Zoneの11枚目のライブビデオ『Summer Paradise 2017』は、2017年夏のコンサートツアーから厳選されたパフォーマンスを収録した作品です。Blu-ray Disc(2枚組)とDVD(4枚組)の2形態でリリースされ、初回封入特典としてソロ5種のオリジナルポストカード5枚セットが付属していました。

本作品最大の特徴は、メンバーそれぞれの個性を際立たせたソロコンサートの収録です。中島健人、菊池風磨、佐藤勝利のソロステージに加え、松島聡とマリウス葉による2人でのコンサートも収録されており、メンバーそれぞれの魅力を存分に味わうことができます。

多彩な楽曲とパフォーマンス

収録内容の楽曲は、メンバーそれぞれのソロコンサートのオリジナル楽曲に加え、ジャニーズ事務所の先輩グループを始めとした様々なアーティストの楽曲カバーが多数含まれています。

例えば、佐藤勝利のソロコンサートでは、少年隊の『まいったネ今夜』、山下智久の『Loveless』、嵐の『サクラ咲ケ』など、世代を超えた名曲が披露されています。

中島健人のソロコンサートでは、SMAPの『Fly』、KinKi Kidsの『もう君以外愛せない』、赤西仁の『Sun Burns Down』など、バラエティ豊かな楽曲が選曲されており、彼の幅広い音楽性を示す内容となっています。

菊池風磨のソロコンサートでは、山下智久の『LOVE CHASE』、TOKIOの『fragile』、SMAPの『SHAKE』など、個性的な楽曲が並び、彼の洗練されたパフォーマンスと相まって見応えのあるステージとなっています。

松島聡とマリウス葉による2人コンサートでは、NEWSの『渚のお姉サマー』、A.B.C-Zの『Summer上々!!』、山下智久の『ONE GIRL』など、夏らしいアップテンポな楽曲が中心に選曲され、爽やかなパフォーマンスが印象的です。

これらの楽曲カバーは、それぞれのメンバーの個性と解釈を加えられたアレンジが施され、オリジナルとは異なる魅力的な仕上がりとなっています。オリジナル楽曲とカバー楽曲のバランスが良く、聴き応えのある内容となっています。

コンサート全体の構成

各ソロコンサートは、それぞれテーマやコンセプトに基づいて構成されており、楽曲だけでなく、演出や衣装にもメンバーの個性が反映されています。特に、ソロコンサートの構成や演出は、メンバー一人ひとりの表現力と才能を最大限に引き出しており、単なる楽曲の披露だけでなく、一つの物語として楽しむことができます。

また、メンバー同士の掛け合いやコントなどの演出も随所に散りばめられており、グループとしての息の合ったパフォーマンスと、個々の魅力が融合した、見どころ満載の内容となっています。

まとめ

『Summer Paradise 2017』は、Sexy Zoneのメンバーそれぞれの個性が光る、魅力的なライブビデオです。ソロコンサートならではの多彩な楽曲とパフォーマンス、そしてメンバー同士の息の合ったステージは、ファンならずとも楽しめる作品と言えるでしょう。それぞれの楽曲への深い理解と解釈、そして高い表現力によって、それぞれの持ち味が存分に発揮された素晴らしいライブ映像作品です。

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