TAMTAM (ダブバンド)

TAMTAM (タムタム)

概要

TAMTAMは、2008年12月に東京の早稲田大学で音楽サークルのメンバーによって結成されたバンドです。彼らはレゲエやスカ、カリプソなどのカリブ音楽を基盤にした独自のスタイルを追求しています。最初のバンド名は「Tam Tam」でしたが、その後「TAMTAM」に変更されました。

メンバーはボーカルとトランペット、シンセサイザーを担当するKuro、ドラムとビートプログラミングを担う高橋アフィ、ギターのユースケ、そしてベースの石垣陽菜で構成されています。彼らの音楽は、多様な音楽性とエネルギーに満ち溢れ、ライブパフォーマンスは観客を魅了しています。

キャリアの始まり

2011年4月、TAMTAMはOTOTOYのコンピレーション「Play For Japan」に楽曲「Dry Ride」を提供しました。同年11月には自主制作したアルバム「Come Dung Basie」をリリースし、バンド活動に拍車をかけました。

全国流通作品へ

2012年5月、プロデューサーとしてHAKASE-SUN（LITTLE TEMPO）を迎えた初の全国流通作品「meteorite」をリリースしました。この作品はフジロックフェスティバルの「ROOKIE A GO-GO」に出演し、観客投票で1位を獲得するなど、注目を集めました。

その後も、2013年3月にミニアルバム「Polarize」、12月には「ミュージック・マガジン」の特集で国内レゲエ部門1位を獲得し、確固たる地位を築きました。

メジャーデビューと進化

2014年4月にはSPEEDSTAR RECORDSからミニ・アルバム「For Bored Dancers」でメジャーデビューを果たし、同年9月にフルアルバム「Strange Tomorrow」をリリース、さらにベースの小林が脱退しました。しかし、バンドはその後も進化を続けています。

2016年9月、Pヴァインからフルアルバム「NEWPOESY」をリリースし、渋谷のライブイベントで大成功を収めました。2017年には自主制作の「EASYTRAVELERS mixtape」をリリースし、カセットテープとBandcampで配信を行いました。

海外進出とさらなる成長

2018年、Pヴァインから「Modernluv」をリリースし、同年のフジロックフェスティバルにも出演しました。そして2019年5月には、バンド初の海外公演でカナダツアーを実施し、成功を収めました。さらに、同年7月にはフジロックフェスティバル'19に再出演し、多くのファンを魅了しました。

2020年5月には、リードトラックに鎮座DOPENESSをフィーチャーしたアルバム「We Are the Sun」をリリースし、同年7月にはアナログ7インチも発売しました。2024年1月には、米国ワシントンD.C.からバンド初の海外リリースEP「Ramble In The Rainbow」が発売される予定です。

主なライブとイベント

TAMTAMは数多くのライブイベントを主催し、多様なアーティストと共演してきました。「TAMTAM I DUB YOU TOUR」や「Modernluv」リリースツアーなど盛況に行われ、観客からの熱い支持を得ています。また、2024年には「Ramble In The Rainbow」リリースパーティを東京で開催予定です。

メディア出演

TAMTAMのKuroは、2014年から2015年にかけて北海道のFM NORTH WAVEで放送されたラジオ番組「Studio 96」のパーソナリティも務めており、音楽活動を広く知らしめる一助となっています。

公式情報

詳細な活動情報や最新ニュースは、TAMTAMの公式サイトや各種SNSで確認できます。

もう一度検索