TATE & MARKIE

TATE & MARKIEについて

TATE & MARKIE（タテ・アンド・マーキー）は、宮城県仙台市を拠点としたヒップホップユニットです。2002年に結成され、2004年にはフォーライフミュージックエンタテイメントからメジャーデビューを果たしました。彼らの音楽は、地域だけでなく全国的にも広がりを見せ、特に地元のヒップホップシーンでは重要な存在とされています。

メンバーのプロフィール

TATE

青森県八戸市出身のTATEは、地元でDJとして音楽の道をスタートしました。仙台に移り住んだ後、ラップに興味を持ち、様々な経験を経て「喜びの唄」の歌詞を紡ぎ出しました。1996年にはCOSMIC KAZとKUTTSとともにヒップホップグループ「夜光虫」を結成し、DMC北日本RAP部門での優勝をきっかけに本格的に音楽活動を展開しました。2002年にはファーストアルバム「SUGAR CHILL GANG」をリリースし、その中のトラックでMARKIEと初めてコラボレーションしました。

TATEはソロプロジェクトとしても活動し、2005年の「RAP SOUND BURGER」コンピレーションアルバムに参加した際、ベガルタ仙台の公式応援歌である「SOUND BURGER」を含むトラックをリリースします。また、2009年には地元仙台にインディーズレーベル「EDGE MUSIC RECORDS」を設立し、多くのアーティストと共に活動しています。

MARKIE

山形県新庄市出身のMARKIEは、音楽との出会いが非常に印象的です。彼の初めての楽曲体験はディズニー映画「アラジン」のテーマ曲で、自ら耳コピをしながら歌っていたそうです。中学時代から仙台に住み、高校時代にはソロシンガーとしてのライヴ活動を開始し、多くのオーディションやコンテストに参加。TATEとの交流を深め、夜光虫の楽曲「大きな子供」でコーラスやトラック制作に関わりました。その後、TATEと共にTATE & MARKIEを結成し、彼の楽曲制作にも多数寄与しています。

活動の軌跡

TATE & MARKIEは2004年3月10日にシングル「喜びの唄」でメジャーデビューを果たし、その後も精力的に活動を続けます。同年には仙台のZEPP SENDAIでの大規模なイベントを成功させ、続いて「Stand by me」やファーストフルアルバム「Green Sounds」のリリースを迎えることになります。このアルバムは彼らの代名詞とも言うべき作品となり、ライブ活動や東北のクラブシーンでの存在感を一層高めました。

2005年以降も、レギュラー番組のスタートや新たな音源のリリースを続け、日々変化する音楽シーンに対応していきます。また、TATEのソロ活動やMARKIEの楽曲提供など、それぞれが独自の道を切り開く姿も見られます。彼らは今もなお進化を続け、多くのファンに愛される存在として、ヒップホップの影響力を広めています。

ディスコグラフィーの一部

• - シングル: 「喜びの唄」(2002年)、「Stand by me」(2004年)
• - アルバム: 「Green Sounds」(2004年)、「モウカノホシ」(2005年)

TATE & MARKIEの音楽は、柔軟性と多様性を持ち、既存のジャンルにとどまらず新たな境地を開こうとする意欲に満ちています。彼らの活動は、今後も多くの人々にインスピレーションを与え続けるでしょう。

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