TENDOUJI

TENDOUJI：躍進を続ける4人組ロックバンド

2015年、千葉県松戸市で結成されたTENDOUJIは、日本のロックシーンに新たな風を吹き込む4人組バンドです。メンバー全員がTENDOUJIで初めてバンド活動に携わったという、その出発点からして既に類まれなグループと言えるでしょう。バンド名は、バスケットボール漫画『DEAR BOYS』に登場する天童寺高校、あるいは小説家・中島らもの作品に由来すると言われています。

唯一無二の演奏スタイルと、地道な活動から始まった成功

メンバーはヨシダタカマサ、アサノケンジ、モリタナオヒコ、そしてオオイナオユキの4名。当初は3名で活動をスタートさせ、後にオオイナオユキが加わることで現在の編成が完成しました。特筆すべきはその演奏スタイルです。ボーカルがステージの上手と下手を行き来し、曲によってメインボーカルが変わるという、聴く者を飽きさせない工夫が凝らされています。

2015年9月には、自主制作盤『Pretty! Pretty! Pretty!』で活動を本格化させました。限定枚数ながら瞬く間に完売する人気ぶりを見せ、その実力を証明しました。翌2016年には自主レーベル「浅野企画」を設立。精力的なライブ活動を行い、数々のフェスに出演するなど、着実に存在感を高めていきました。

全国規模での活動、そして海外進出

2017年8月、待望の全国流通盤1stフルアルバム『MAD CITY』をリリース。これを機に全国ツアーを行い、更なる知名度を獲得しました。同年11月には、新宿MARZで初のワンマンライブを開催し、大きな成功を収めました。

2018年には、アメリカ最大級の音楽フェス「SXSW」に出演し、海外進出という大きな一歩を踏み出しました。同年4月にはEP「BUBBLE POPS」をリリースし、東阪リリースツアーを開催しました。

2019年にはフジロックフェスティバルへの出演を果たすなど、日本の音楽シーンにおける地位を確固たるものにしました。

未来へ向けた挑戦：主催フェス開催

2023年には、大阪と川崎で主催フェス「OTENTO'24 WEST/EAST」を開催予定であることが発表されています。これまでの活動の集大成とも言えるこのイベントは、TENDOUJIというバンドの更なる飛躍を象徴する出来事となるでしょう。

メンバー、ディスコグラフィー、そしてメディア出演

4人の個性が織りなす音楽性、そして彼らの積み重ねてきた活動の軌跡は、公式ウェブサイト、SNS、そして様々なメディアを通して知ることができます。YouTubeチャンネルではミュージックビデオやライブ映像など、彼らの魅力を余すことなく伝えるコンテンツが公開されています。また、テレビ番組への出演や、ラジオへの出演など、活動は多岐に渡ります。

まとめ：進化し続けるロックバンドの未来

TENDOUJIは、地道な活動から着実にステップアップを遂げ、今や日本のロックシーンを代表するバンドの一つとなりました。独自の演奏スタイル、そして音楽性、そして何よりも4人の強い意志が、彼らの躍進を支えていると言えるでしょう。今後の活動からも目が離せません。

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