TENSAW

TENSAW（テンソー）

概要

TENSAWは日本のロックバンドで、横浜や横須賀、東京を拠点に活動しています。彼らの音楽は、ブリティッシュ・ロック和アメリカン・ロックの要素を取り入れており、特にエネルギッシュなパフォーマンスが特徴です。

音楽性

TENSAWの魅力は、機材を大胆に使うパフォーマンスにあります。ザ・フーに似たスタイルと評価されることもあり、同時に骨太なアメリカン・ロックと称されることもあります。このような多様性が彼らの音楽を一層魅力的にしています。

経歴

TENSAWは1977年にSaybowと鈴木享明によって結成されました。1978年には、後にファースト・アルバムに収録される楽曲でヤマハ主催の音楽イベント「East West'78」に出場し、見事入賞を果たしました。
メンバーの変遷を経て1980年には基本的なメンバーが固まり、日比谷野外[[音楽堂]]で行われた「REAL ROCK see saw SCENE」に出演します。
同年9月にはシングル「DOBUITA st.」、10月にはアルバム『TENSAW』で本格的なレコードデビューを果たしました。

その後、彼らはキャニオン・レコード内のSEE・SAWからサポートを受け、JOHNNY, LOUIS & CHARのオープニングアクトやコラボレーションを行います。1981年10月には映画「マノン」の主題歌としてシングル「BIG BIRDを待たないで」をリリースし、さらに同月にセカンド・アルバム『DELICATE MOTION』も発表しました。また、1982年にはジャーニーの日本公演でのオープニングアクトを務め、ニール・ショーンから楽曲を贈られるという快挙も達成しました。これにより、シングル「All For You」として楽曲がリリースされています。

しかし、1982年12月のライブ終了をもって活動を休止します。

活動再開

1991年にはサード・アルバム『IT'S OK』を発表しましたが、その後は1992年まで活動を続けた後に再び休止します。2001年から2006年にかけて単発のライブを行い、2009年にはいくつかの特別イベントで再び活動を見せました。

メンバー

TENSAWのメンバーは多彩で、それぞれが他のプロジェクトでも活躍しています。ボーカルの田中聖一（セーボー）はPoison Popを結成し、ギタリスト横内健亨（タケ）はさまざまなアーティストのサポートを手掛けました。ベース担当の鈴木享明（ミチアキ）は、解散後も数々のプロジェクトで活動し、高い評価を得ています。ドラム担当の富岡義広（グリコ）も多くのバンドに参加しており、現在も精力的に活動しています。

ディスコグラフィー

TENSAWの主なアルバムには、ファーストアルバム『TENSAW』やセカンドアルバム『DELICATE MOTION』、サードアルバム『IT'S OK!!』があり、各アルバムには多くの名曲が収録されています。また、シングルもいくつかリリースしており、主なシングルには「DOBUITAst.(Mr.Blues Guy)」や「ALL FOR YOU」などがあります。

結論

TENSAWは、そのユニークな音楽スタイルとパフォーマンスで多くのファンを魅了し続ける日本のロックバンドです。彼らの活動は、ロックシーンにおいて重要な位置を占めており、これからの活動にも期待が寄せられています。

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