THANKS 20th Edition 〜Pocket Biscuits Single Collection+

『THANKS 20th Edition ～Pocket Biscuits Single Collection+』

ポケットビスケッツのデビュー20周年を記念して、2016年11月23日にリリースされた『THANKS 20th Edition ～Pocket Biscuits Single Collection+』は、その名の通り、名曲の数々を集めたシングル集です。このアルバムは、2000年に発売されたベストアルバム『THANKS』の内容を再構成しており、ポケットビスケッツファン必見のアイテムとなっています。

アルバムの背景

このアルバムのリリースに際して、メンバーの千秋は「ポケビのこと、忘れないでね」とTwitterでコメントし、自身のファンへの想いを語りました。また、2018年に放送された『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』では、なんと18年ぶりにポケットビスケッツが復活し、一夜限りのパフォーマンスを行ったことが話題を呼びました。この出来事により、アルバムへの注文が増加し、多くの人々の記憶に蘇るきっかけとなりました。

収録曲について

アルバムには、数々のヒットシングルが収録されています。具体的には、彼らの1stシングル「Rapturous Blue」は、作詞を千秋とポケットビスケッツが手掛け、作曲・編曲をパッパラー河合が担当しています。

続いて、2ndシングルの「YELLOW YELLOW HAPPY」も同じくパッパラー河合による作品で、ファンからの支持が厚い楽曲です。3rdシングル「Red Angel」も、引き続き同様の制作陣によって提供されています。特に「GREEN MAN」は、作詞にUDOが参加し、他のシングルとは異なる魅力を放っています。

さらには、ポケットビスケッツの魅力を引き立てる「POWER」や、TERUのソロシングルである「青の住人」、Chiaki & Fruits Flowersの「マーガレット」など、様々なスタイルの楽曲が収められています。新たに収録された「Strawberry」は、これまで未収録だったカップリング曲で、作品に新たな彩りを加えています。

アルバムにはさらに、UDOのソロシングル「まごころ」とそのクラシカルバージョンが含まれ、これらもファンの間で話題となりました。シングル6曲「Days」や「My Diamond」も忘れずに収録されています。

「ポケビのうた」は特に感情的なバラードとして、CHIAKIに贈られた楽曲であり、2000年の伝説的な武道館ライブで披露された経歴があります。

また、「Rapturous Blue (New Sound English Memorial Version)」や「YELLOW YELLOW HAPPY (Album Version)」などの特別バージョンも収められ、より一層深い感動を呼び起こします。

総括

『THANKS 20th Edition』は、ポケットビスケッツの音楽の魅力を余すところなく伝える作品であり、彼らの歴史やファンとの絆を感じることができる素晴らしいコレクションです。ファンならずとも楽しめるこのアルバムは、聴く人に和やかな気持ちを与えてくれることでしょう。

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