THE 東南西北

The東南西北（ザ・とんなんしゃーぺー）

The東南西北は、1980年代に広島県尾道市で結成された日本のロックバンドです。1985年にCBSソニーからメジャーデビューを果たし、1991年に一度解散しましたが、2012年に再結成し、活動を再開しました。

バンドの軌跡

The東南西北は、1984年にCBSソニーCR-Xオーディションでグランプリを受賞し、その才能を認められました。翌1985年11月21日には、12インチシングル『ため息のマイナー・コード』でCBSソニーから華々しくメジャーデビューを飾りました。

しかし、1991年2月10日、バンドは惜しまれつつも解散。メンバーはそれぞれの道を歩み始めました。その後、2012年に再始動を宣言し、同年5月9日には新作アルバム『re-flight』をリリース。ファンを歓喜させました。2015年11月21日には、デビュー30周年を記念したアルバム『コンパス』をリリースし、その音楽活動を精力的に続けています。

メンバー

The東南西北のメンバーは以下の通りです。

久保田洋司（くぼた ようじ）：ボーカル・ギター
大池茂文（おおいけ しげふみ）：ドラム
清水伸吾（しみず しんご）：ベース
加納順（かのう じゅん）：ギター
* 入船陽介（いりふね ようすけ）：キーボード

バンド結成秘話

The東南西北は、広島県立尾道東高等学校の学園祭に出演するために結成されました。当初は、久保田、大池、清水、そしてもう一人の同級生Aの4人によるビートルズのコピーバンドでした。

その後、メンバーチェンジを経て、現在の形となりました。バンド名の由来は、メンバーがそれぞれ尾道市の東・南・西・北方面に住んでいたことにちなんでいます。

デビューとブレイク

CBSソニーCR-Xオーディション'84でグランプリを獲得したことがきっかけで、デビューの切符を手に入れました。同オーディションには、LOOK、種ともこ、聖飢魔IIも出場していました。

デビュー後、アミューズに所属し、三宅裕司のラジオ番組やTBSの深夜ドラマに出演するなど、事務所のプッシュもあり、注目を集めました。

解散、そして再始動

1991年に解散後、メンバーはそれぞれの道を歩みましたが、2009年に久保田、大池、清水の3人で尾道市内で復活ライブを開催。以降、尾道を拠点に不定期にライブを行ってきました。

そして、2012年には22年ぶりの新作アルバム『re-flight』を発売し、本格的に再始動。2015年にはデビュー30周年記念アルバム『コンパス』をリリースし、現在も精力的に活動を続けています。

解散後の活動

リードボーカルの久保田洋司は、1992年にソロデビュー。ソングライターとしても活躍し、松田聖子やribbonなどに楽曲を提供しました。また、ジャニーズ関連の作詞も多く手がけ、トラジ・ハイジの「ファンタスティポ」などのヒット曲も生み出しています。

ベースの清水伸吾は、スタジオミュージシャンやライブサポート、劇団スーパー・エキセントリック・シアターの音楽担当として活躍しています。

ドラムの大池茂文は、ソニーレコードのディレクターに転身し、UNICORN、すかんち、HEAVENなどの作品制作に関わりました。その後、ワーナーミュージック・ジャパンに移籍し、広末涼子、SBKなどのディレクションを担当しました。

The東南西北は、尾道という故郷を大切にしながら、音楽活動を続けています。彼らの音楽は、懐かしさと新しさが共存し、多くのファンを魅了し続けています。

彼らの今後の活躍に、ますます期待が高まります。

ディスコグラフィー

（省略）

映像作品

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メディア出演

（省略）

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