THE CAN

KICK THE CAN CREWの5枚目のメジャーアルバムとしてリリースされた『THE CAN』は、彼らの音楽性の幅広さと、遊び心を感じさせる作品です。2017年の『KICK!』以来、約4年7ヶ月ぶりとなるオリジナルアルバムとして、ファン待望の一枚となりました。

アルバムジャケットは、KREVAがエナジードリンク、LITTLEが缶コーヒー、MCUがソーダ飲料をモチーフにした缶を手書きでデザイン。それぞれの個性が反映された、ユニークなアートワークとなっています。

本作は、完全生産限定盤A、完全生産限定盤B、通常盤の3形態で発売されました。完全生産限定盤には、ミュージックビデオが収録されたBlu-rayまたはDVDが付属し、デジパック仕様となっています。

収録曲は、KICK THE CAN CREWらしいユーモアとメッセージが込められた楽曲が満載です。

THE CAN（KICK THE CAN）: アルバムのタイトルを冠した楽曲で、ミュージックビデオも制作されました。
YEAH! アガってこうぜ: RHYMESTERの楽曲「ビッグウエンズデー」からMummy-Dの声をサンプリングとして使用した、アッパーなチューンです。
We don't Get Down
準備
トライは無料
カンヅメ: 「タカオニ」、「カンケリ」、「タコアゲ」に続くカタカナ4文字の曲名で、アルバムタイトルに合わせ、スタジオに缶詰になっている状態をテーマに制作されています。
Playground
今こそ寄ってこい feat. RYO the SKYWALKER & NG HEAD: DJ TATSUTAのアルバムに収録されていた楽曲に、RYO the SKYWALKERとNG HEADを迎えた楽曲です。
Boots: 配信限定シングルとしてリリースされた楽曲で、「冬」をモチーフにブーツにまつわる思い出が歌われています。
玄関: 収録曲の中で最後に作られた楽曲で、「住所」との並びが意識されています。
* 住所 feat. 岡村靖幸（Extended Ver.）: 16thシングル曲のアルバムバージョンで、イントロとアウトロが長くなっています。

『THE CAN』は、KICK THE CAN CREWの新たな一面を垣間見ることができる、バラエティ豊かなアルバムです。彼らのユーモアセンス、音楽への探求心、そして仲間との絆が感じられる作品と言えるでしょう。

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