THE PINBALLS

THE PINBALLS - ガレージロックバンド

概要

THE PINBALLS（ザ・ピンボールズ）は、2006年に結成された4人組のガレージロックバンドです。愛称は「PINS」。所属する事務所はNo Big Deal Recordsで、レーベルは日本コロムビアです。結成以来、メンバーの変更は一度もなく、活動を続けています。2010年にはタワーレコードが主催する初のオーディション「Knockin’on TOWER’s Door」で1006組もの応募の中から1位を獲得し、その結果「NO MUSIC NO LIFE」の看板に名前が刻まれました。その後、インディーズとして6枚のアルバムをリリースし、2017年に「NUMBER SEVEN」でメジャーデビューを果たしましたが、2021年11月24日をもって活動休止を発表しました。

メンバー紹介

• - 古川貴之（Vocal＆Guitar）: 6月8日生まれ。主にFender テレキャスターを使用し、ソングライティングにおいてBLANKEY JET CITYの浅井健一から影響を受けたと語っています。数字や言葉に強いこだわりがあり、泣き虫な一面も持ち合わせています。また、2022年には「MARSBERG SUBWAY SYSTEM」を結成し、2023年には「王様戦隊キングオージャー」のオープニング曲も担当しました。

• - 中屋智裕（Guitar）: 1月8日生まれ。リーダーとしての役割を果たしつつ、アドリブでギターソロを演奏するスタイルが特徴です。自身は甘党で、ライブ中にはファンにサーフィンしながら演奏することもあります。

• - 森下拓貴（Bass）: 11月19日生まれ。料理が得意で、SNSで食関連のコンテンツもシェアしています。ライブではボーカルを取る場面もあり、彼のユーモア溢れるキャラクターがファンに親しまれています。

• - 石原天（Drums）: 6月23日生まれ。バンド内の潤滑油としての役割を果たしつつ、ラーメンに対する熱い思いを持ち、ラジオでマイブームを軽やかに受け流す天然な性格が魅力です。

音楽性と歴史

バンドの音楽スタイルは、1960年代のブリティッシュ・インヴェイジョンからの影響を受けつつ、BLANKEY JET CITYやthee michelle gun elephantなどからもインスピレーションを得ています。曲は一般的に2〜3分のコンパクトなものが多く、メンバー全員が短い曲を好む傾向にあります。結成当初から、各メンバーは互いに強く影響を与えながらも、独自の音楽観をしっかりと持ち続けていました。

バンド名は、古川が村上春樹の小説『1973年のピンボール』やBLANKEY JET CITYの楽曲、The Whoの「PINBALL WIZARD」に由来しています。

コラボレーションと友好関係

THE PINBALLSは、ロックンロール・ガレージロック系のバンドと積極的にコラボレーションをし、Large House SatisfactionやYellow Studsといったバンドとのスプリットツアーを行うなど、交流を深めています。また、他のバンドのツアーにゲストとして参加することで、江戸川の第一線での交流も行っています。

活動停止と今後

2021年に活動休止を発表したTHE PINBALLSですが、個々のメンバーはその後も音楽活動を続けており、ファンの期待を裏切らない新しいプロジェクトが発表されていくことでしょう。彼らの音楽が持つエネルギーと情熱は、今後も多くのリスナーの心を掴んで離さないことでしょう。

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