TKUの日

TKUの日

TKUの日は、TKUテレビ熊本が1989年から毎年開催している開局記念イベントです。地域住民との交流を深め、熊本の魅力を発信するイベントとして、長年親しまれています。開催当日は生放送の長時間特番が組まれ、会場は多くの人々で賑わいます。

概要

TKUが開局20周年を迎えた1989年4月1日と2日に、社屋と駐車場を視聴者に開放したのが始まりです。両日には3部構成で16時間半にも及ぶ生放送が行われました。以来、毎年3月最終週の土日に開催され、20年以上続いています。

開催時期には、会場のソメイヨシノが満開となり、美しい景色が広がります。ステージのある駐車場へ続く通路は「お花見横丁」と呼ばれ、多くの露店が立ち並びます。

全国区のタレントが日替わりで3～4組ゲストとして訪れ、2日間で3万人以上の来場者で賑わいます。

2004年からはタイトルロゴが変更され、「THANK YOU 2DAYS TKUの日＠2010」のように、TKUの略称を織り込んだサブタイトルと、その年の年号が＠以降に付けられるようになりました。

会場のTKU社屋は熊本市中心部から北に5kmほど離れているため、開催当日は熊本交通センターから臨時バスが多数運行されていました。

2012年1月からは、TKUのキャッチコピーが「水の国くまもと 応援プロジェクト進行中。TKU」となりました。これに伴い、2012年以降は会場を熊本市動植物園に移し、熊本市が江津湖一帯で5月から6月初頭にかけて実施するイベント「わくわく江津湖フェスタ」の一環として、「TKUの日inわくわく江津湖フェスタ」が5月の第2土曜と日曜の2日間開催されています。キッズサッカーなどのスポーツイベントは、近隣の庄口公園で開催されます。2013年からは、「TKUの日にかたらんねinわくわく江津湖フェスタ」と、同年4月から放送を開始した平日朝の情報番組「英太郎のかたらんね」の番組名を冠した名称に変更されました。

2011年の対応

2011年も開催が決定しCMも放映されていましたが、東北地方太平洋沖地震が発生したため、日程やゲストは変更せずに、チャリティーイベント「がんばろう!日本～ 今、私たちにできること 熊本の想いを被災地へ～」として開催されました。義援金と共に、手袋が募集されました。

2020年の対応

2020年は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でイベント自体が中止となりました。代替イベントとして、「熊本復興支援 未来へエール」と題したイベントが10月31日と11月1日の2日間、熊本城ホールをメイン会場にして開催されました。

主なイベント

お台場合衆国 in TKUの日（フジテレビ人気番組体験ブース）
ゲストによるステージライブ
踊る！上腕二等筋（懸垂・腹筋・腕立て伏せの回数を競う大会）
キッズサッカー（幼稚園・保育園児によるサッカー大会）
ドッジボール選手権

出演者

TKUの自社制作番組に出演しているローカルタレントやTKUのアナウンサーが、メインMCやリポーターとして出演します。また、TKUのアナウンサーがドッジボール選手権やキッズサッカーなどのスポーツイベントの実況を担当します。

過去の出演者

かなぶんや（2005年までメインMC）

エピソード

TKUの日は雨に見舞われることが多く、ドッジボール選手権の会場が近くの小学校の体育館に移されることが頻繁にありました。

過去には、ミニ四駆大会や特設ポケモンセンターの設置など、当時の社会現象となった小学生向けのコーナーも設けられていました。

2010年には、ゲストのmisonoがスザンヌと共にステージでトークライブを行っている際、観客席に母親を発見し、サプライズに驚く様子が見られました。

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