TOM G(トムジー)
TOM G、またの名を伊佐智史(いさともふみ)さんは、福岡県を拠点に活躍するフリー
ラジオパーソナリティです。彼は
1969年に福岡の西区で生まれ、学生時代からその才能を発揮してきました。西南学院高校を経て、
西南学院大学の
文学部国際文化学科に進学し、在学中にはアナウンスメント研究会に打ち込み、大学祭のステージイベントなどを手がけました。
1992年に大学を卒業後、彼はアメリカ・
アイダホ州にて3年間のラジオ留学を行い、
1995年にはボイシー州立大学のコミュニケーション専攻を卒業します。その後、
1995年7月にはFM福岡とKiss-FM KOBEでDJとしてのキャリアをスタートさせました。特に
2002年以降、FM大分でのスタジアムDJとしての活動が注目を集め、翌年には活動拠点を大分に移しました。ここでの経験を経て、
2010年には再び福岡に戻りますが、その後も福岡と大分のラジオ界で幅広く活躍しています。
TOM Gは、ラジオの仕事にとどまらず、イベントの司会やCMのナレーションなど多岐にわたる業務を行っています。彼の名前はアメリカ留学時代のニックネームから名付けられました。また、家庭では妻と3人の子どもを育てており、地域社会にも積極的に関与しています。大分に在住していた際には、育児支援プロジェクトに協力し、父親のための育児支援ブックの編集委員を務めるなど、地域貢献にも取り組みました。
彼のライフワークとしては、宮澤賢治の童話を身体表現する「ものがたり文化の会」に参加しており、多彩な芸術活動にも力を注いでいます。座右の銘は「裸一貫、マイク1本!」で、これは彼のストイックな姿勢と情熱を表しています。また、LOVE FMでは"オールスタンディング"を掲げ、リスナーとの活気溢れるコミュニケーションを大切にしています。
現在の活動
TOM Gは現在、豊富な音楽ライブラリーを持つ「TOM Gのミュージックライブラリー」という番組を
ゆふいんラヂオ局で月曜日の23時から24時に放送しています。また、V.LEAGUE久光スプリングスのホームゲームではアリーナDJも務めており、幅広いリスナー層に向けて活躍しています。さらに、マークイズ福岡ももち館のナレーションや、のこのしまアイランドパークのPR大使としても活動しています。
EBC福岡放送局の副支局長やオンライン英会話の講師としての役割も果たしており、多彩な活動を行っています。彼の過去の出演番組には、FM福岡の「頑張ってユニバ!」、Kiss-FM KOBEの「Kiss MORNING BIX」、FM大分の「GOOD MORNING OITA」、LOVE FMの「JUMP START SUNDAY」などがあり、各局における彼の存在感は特筆すべきものです。
特に、スタジアムDJとしてもおおいたトリニータや
ギラヴァンツ北九州の試合などで活躍し、さらには大規模イベントや日本代表の試合でも実況を担当しました。これにより、彼の名前は多くのスポーツファンに知られる存在となっています。彼の幅広い才能と情熱は、リスナーや観客に愛され続けている理由の一つです。