TOYOTA ARENA TOKYO

TOYOTA ARENA TOKYO

TOYOTA ARENA TOKYOは、東京都江東区青海に位置し、パレットタウン跡地の東側に開設される予定の多目的アリーナおよび複合施設です。この施設はトヨタグループの一員であるトヨタ不動産が中心となって計画・建設が進められています。

概要

2020年の春、トヨタグループの東和不動産は、東京臨海副都心における10,000人規模のアリーナ建設の計画を発表しました。このプロジェクトには、トヨタ自動車、森ビル、東京都の協議も含まれ、2025年にアリーナや商業施設が開業する予定です。

2022年に入り、「TOKYO A-ARENA PROJECT」が開始され、その後、2023年には施設名が「TOYOTA ARENA TOKYO」に決定しました。そして、2025年6月の竣工をもって、同年10月3日に正式に開業する予定です。また、アリーナはプロバスケットボールチームのアルバルク東京とサンロッカーズ渋谷がホームアリーナとして共同利用する他、セミプロバレーボールチームの東京グレートベアーズも一部のホームゲームを開催します。

沿革

• - 2023年9月11日: 施設名を「TOYOTA ARENA TOKYO」に決定。
• - 2024年9月9日: 公式ウェブサイトを公開。
• - 2025年2月6日: 屋外バスケットコートエリアの名称を「adidas SPORTS PARK」に。
• - 2025年7月1日: 開業日を10月3日と発表。
• - 2025年10月3日: アリーナ開業。

施設の特徴

メインアリーナ

TOYOTA ARENA TOKYOのメインアリーナは、楕円形状を採用しており、特にスポーツ観戦時の視認性や没入体験を重視しています。センターハングビジョンは斜めに傾けられており、客席から非常に見やすい観覧環境が整っています。観客席を囲むリボンビジョンは国内最大級の高さを誇ります。

また、観客のために特別エリアも充実しています。最上階には自由観戦エリア（SMBC SKY LOUNGE）があり、カジュアルなスタイルで観戦を楽しむことができます。3階にはファミリールームがあり、子どもたちが遊べるスペースも設けられています。さらに、感覚過敏の方のためのカームダウン／クールダウン室も用意されており、すべての観客が快適に過ごせる環境を目指しています。

スイートおよびラウンジエリア

アリーナ内のスイートおよびラウンジスペースは、JAPAN AIRLINESやトヨタがネーミングライツスポンサーとなり、高級感あふれる観戦体験を提供します。テラススイートやプレミアムラウンジでは、ビュッフェスタイルの料理が楽しめ、特別感を演出しています。

アリーナショップ

アリーナ内には、アルバルク東京のグッズやTOYOTA ARENA TOKYO限定のアイテムを販売する最大規模のショップも完備されています。

その他のエリア

アリーナの敷地内には、アディダススポーツパークなどのスポーツ関連施設や、イベント向けの多用途スペースも設けられており、訪れる人々に多様な体験を提供しています。

アクセス

TOYOTA ARENA TOKYOへのアクセスは、ゆりかもめの青海駅から徒歩4分、りんかい線の東京テレポート駅からは徒歩6分の距離にあります。これにより、様々なイベントに多くの来場者が便利にアクセスできるようになっています。

このように、TOYOTA ARENA TOKYOは多様な機能を兼ね備えたアリーナで、スポーツやエンターテインメントを観るだけでなく、訪れたすべての人に新たな体験を提供することを目指しています。

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