TPP政府対策本部

内閣官房TPP等政府対策本部について

内閣官房TPP等政府対策本部（Japanese Government's TPP Headquarters at the Cabinet Secretariat Office）は、日本の内閣官房に設置されている組織です。この本部は、環太平洋パートナーシップ（TPP）協定に関する政策の企画、立案、および総合調整を主な役割としています。

組織の概要

2013年4月5日、TPP協定に関する方針策定と総合調整を目的として、内閣官房にTPP政府対策本部が設置されました。その後、2017年7月には、組織の名称が内閣官房TPP等政府対策本部に改組されました。

この組織は、内閣に設置されたTPP等総合対策本部と密接な関連を持っていますが、両者は異なる組織として運営されています。

組織構成

内閣官房TPP等政府対策本部の主な構成メンバーは以下の通りです。

本部長: 経済再生担当大臣が務めます。
首席交渉官: 省名審議官級の職員が担当します。
国内調整統括官: 同じく省名審議官級の職員が担当します。

これらの役職を通じて、TPP協定に関する政策が円滑に進められるように、政府全体での調整が行われています。

TPP等総合対策本部との関連

内閣には、別に「TPP等総合対策本部」が設置されています。この本部は、2015年10月9日にTPP協定の実施に向けた総合的な政策を策定するために、「TPP総合対策本部」として設置されました。その後、2017年7月11日には、日本とEUの経済連携協定の大筋合意を踏まえ、「TPP等総合対策本部」に名称が変更されました。

TPP等総合対策本部は、以下の構成となっています。

本部長: 内閣総理大臣が務めます。
副本部長: 経済再生担当大臣と内閣官房長官が務めます。
本部員: 本部長と副本部長以外の国務大臣が務めます。

また、本部の庶務は、関係行政機関の協力を得て、内閣官房TPP政府対策本部が処理します。

このように、内閣官房TPP等政府対策本部とTPP等総合対策本部は、それぞれ異なる役割を持ちながらも、TPP協定に関する政府全体の取り組みを連携して進めています。

関連情報

より詳しい情報については、以下の外部リンクをご参照ください。

TPP等政府対策本部
TPP政府対策本部 - 平成27年11月まで

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