TRUTH RESONANCE-T Mix

T-SQUAREの18作目のシングル「TRUTH RESONANCE-T Mix」は、2003年4月23日にヴィレッジ・レコードから発売されました。このシングルは、RESONANCE-Tがリミックスを手掛けたことで、「RESONANCE-T featuring T-SQUARE」名義でのリリースとなっています。

T-SQUAREの公式ウェブサイトによると、このシングル以降、新たなシングルのリリースは確認されていません（2021年5月現在）。そのため、「TRUTH RESONANCE-T Mix」は、T-SQUAREにとって最新のシングル作品と位置付けられています。

本作の大きな特徴は、収録された4曲全てがAサイド扱いであることです。これは、それぞれの楽曲が独立した魅力と完成度を持つことを示唆しています。特に、1曲目の「TRUTH Drum’n Bass Mix」は、オリジナルの「TRUTH」と同様に、フジテレビ系『F1グランプリ』のオープニングテーマとして採用されました。原曲の持つ疾走感と高揚感を、ドラムンベースのアレンジによってさらに強調した、エネルギッシュな仕上がりとなっています。

収録曲は以下の通りです。

1. TRUTH Drum’n Bass Mix
作曲：安藤まさひろ
プロデュース & リミックス：RESONANCE-T
『F1グランプリ』オープニングテーマ
2. UNITED SOUL Mirrorball Mix
作曲：安藤まさひろ
プロデュース & リミックス：RESONANCE-T
原曲のメロディを活かしつつ、ミラーボールが輝くダンスフロアをイメージさせるような、グルーヴィーなアレンジが施されています。
3. DESPEDIDA Social Ecstasy Mix
作曲：安藤まさひろ
プロデュース & リミックス：RESONANCE-T
原曲の持つ哀愁を、より深く、よりドラマチックに表現した、陶酔感あふれるミックスです。
4. TRUTH Future Satellite Mix
作曲：安藤まさひろ
プロデュース & リミックス：RESONANCE-T
オリジナル版「TRUTH」のメロディーを最大限に活かしつつ、フューチャーリスティックなサウンドスケープを構築した、壮大なアレンジが特徴です。

「TRUTH RESONANCE-T Mix」は、T-SQUAREの代表曲である「TRUTH」を、RESONANCE-Tによる斬新なリミックスで再構築した意欲作です。ドラムンベース、ハウス、テクノといった多様な音楽ジャンルの要素を取り入れながら、T-SQUAREの音楽性を新たな次元へと昇華させています。T-SQUAREファンはもちろん、クラブミュージックファンにもおすすめできる、聴き応えのある一枚です。

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