TSKイブニングワイド

TSKイブニングワイド

『TSKイブニングワイド』（ティーエスケイ イブニングワイド）は、1984年10月から1988年3月にかけて、山陰中央テレビ（TSK）で放送された夕方のローカルワイドニュース番組です。この番組は、フジネットワーク（FNN）との提携により成り立っており、地域密着型のニュースを提供していました。正式には『FNN TSKイブニングワイド』というタイトルで放送され、年末年始には、フジテレビと同様に『FNNスーパータイム』の形式で放映されていました。

放送時間

『TSKイブニングワイド』は、平日の月曜日から金曜日までの18:00から19:00までの1時間の枠で放送されていました。また、週末には土曜日に18:00から18:30、日曜日には17:30から18:00の放送があり、これらは1985年4月6日から1988年3月27日の期間を対象としていました。

キャスター

番組では、以下のキャスターが活躍していました。

• - 小原千明
• - 多々納久美子
• - 岡本隆志
• - 児島悟子

これらのキャスターは、視聴者に地域ニュースをわかりやすく伝える役割を果たし、番組に親しみやすさを加えていました。

番組の特徴

『TSKイブニングワイド』の特筆すべき特徴の一つは、通常のニュース番組では関東地方向けの挨拶がFNN各局で差し替えられることが多い中、この番組ではそのままの形で放送されていた点です。このため、視聴者は全国的に認知された挨拶をそのまま楽しむことができました。これは、同じくFNN系列の秋田テレビが放送する『テレポートあきた』でも同様の取り扱いが存在しましたが、後者は地域の情報に差し替えられる点が異なりました。

また、あえて関東地方向けのヘッドラインをそのまま放送していたために、一部の特報や予告が流れてしまっていたこともあります。この点については、視聴者からのフィードバックを受け、後にヘッドラインのみを差し替える形で改善が図られました。

関連番組

『TSKイブニングワイド』は、前番組として『TSKニュースレポート6:30』を引き継ぎ、後には『TSKスーパータイム』にバトンタッチしました。こうした繋がりの中で、地域情報の提供に特化した放送が展開され、多くの視聴者に支持されました。

このように、『TSKイブニングワイド』は単なるニュース番組にとどまらず、地域の情報を大切にし、多様な視点から視聴者にアプローチする重要なメディアとなっていました。

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