TWIST AND TURN

『TWIST AND TURN』は、SOFT BALLETがリリースした2枚目のリミックスアルバムです。前作『ALTER EGO』に続き、SOFT BALLETの音楽性を多角的に表現することを試みた作品として位置づけられます。

このアルバムの特徴は、国内外の多様なアーティストがリミックスを手掛けている点にあります。テクノ、インダストリアル、アンビエントなど、幅広いジャンルの音楽家たちが参加し、SOFT BALLETの楽曲をそれぞれの個性を活かして再構築しています。オリジナル楽曲の持つメロディやリズムの断片を活かしつつ、大胆なアレンジやエフェクト処理を施すことで、全く新しい音楽体験を提供しています。

収録曲は以下の通りです。

1. Twist (of love) (森岡賢):
森岡賢自身によるリミックス。原曲の持つ高揚感をさらに強調した、ダンサブルなアレンジが特徴です。

2. Spindle -the Fluke remix (藤井麻輝):
The Flukeによるリミックス。インダストリアルな要素を前面に押し出し、原曲の持つダークな雰囲気をより一層際立たせています。

3. Back Lash -the EMF remix (藤井麻輝):
EMFによるリミックス。ギターサウンドを大胆に導入し、ロックテイストを加味したアレンジが特徴です。

4. Jaro '68 -the Pop Will Eat Itself remix (藤井麻輝):
Pop Will Eat Itselfによるリミックス。ノイズやサンプリングを多用し、アヴァンギャルドなサウンドに仕上げています。

5. Believe In A Blue World -the Orbital remix (森岡賢):
Orbitalによるリミックス。 tranceの要素を取り入れ、壮大で浮遊感のあるサウンドscapeを創り上げています。

6. Twist of Love -the Andrew Barker remix (森岡賢):
Andrew Barkerによるリミックス。ミニマルなトラックに、ボーカルの断片をコラージュした、実験的な作品です。

7. Faith Is A -the Adamski remix (藤井麻輝):
Adamskiによるリミックス。アシッドハウスの要素を取り入れ、オリジナルの世界観を崩すことなく、フロア向けのサウンドに仕上げています。

8. Brilliant Fault And Sky Was Blue・Twist of Love・Believe In A Blue World -The Shimmer Amalgam (森岡賢):
森岡賢自身によるリミックス。複数の楽曲を組み合わせた、長尺のアンビエント作品です。

9. Private Pride -the Falconer remix (森岡賢):
Falconerによるリミックス。メロディアスなシンセサウンドを多用し、ドラマティックな展開が特徴です。

10. Sand Löwe -the Polygon Window remix (藤井麻輝):
Polygon Windowによるリミックス。複雑なリズムとメロディが絡み合う、IDM色の強い作品です。

11. L-Mess -the Higher Intelligence Agency remix (藤井麻輝):
Higher Intelligence Agencyによるリミックス。アンビエントテクノの手法を用い、瞑想的な空間を作り上げています。

12. Obsession -the 10th Chapter remix (藤井麻輝):
10th Chapterによるリミックス。インダストリアルとゴシックの要素を融合させ、退廃的な雰囲気を醸し出しています。

13. (Twist of) Love (森岡賢):
森岡賢自身によるリミックス。

『TWIST AND TURN』は、SOFT BALLETの楽曲を様々な角度から再解釈した、実験精神に溢れる作品です。オリジナルファンはもちろん、テクノやエレクトロニカ好きにもおすすめできる内容となっています。

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