TWO-nothing

TWO-nothing（トゥーナッシング）

TWO-nothingは、日本のパンク・ロックメロディック・ハードコアバンドで、北海道の小樽市を拠点にしています。その活動のスタイルは、根強いDIY精神に基づいており、メンバーがすべてのレーベル運営やグッズ制作を手がけています。バンドは、年間に全国各地で平均100本のライブを行う、実力派のライヴバンドでもあります。彼らの現在のリーダーである武藤翔大とドラムの土田和摩は、独自のインディーズレーベル「UNTIL LOST ALL RECORDS」を共同で運営し、シーンを盛り上げる活動を続けています。

バンドの歴史とメンバーの変遷

TWO-nothingは2004年に結成され、初めはドラムの土田和摩、ギターボーカルの菅原彰紘、ベースの内藤雄太の3人で活動を開始しました。2005年には、内藤が脱退し、菅原がベースに転向。その後、ボーカルとして松野翔太、ギターの高橋紘総が新たに加入し、4人編成となりました。

2008年には、小樽CRU-Zで地元バンドシーンを活性化するための合同企画イベント「resound to rise」を開始し、毎月ゲストバンドを招いて定期的に開催してきました。2009年には新たに武藤翔大がギターに加入し、5人編成となりますが、2010年には松野が脱退。新たに北出諭がボーカルとして加わり、バンドの音楽スタイルをさらに進化させました。

2011年、武藤がインディーレーベル「UNTIL LOST ALL RECORDS」を設立。2012年2月には1stミニアルバム「after rain」をリリースし、玉光堂全店の総合アルバムチャートでも高評価を得ることとなります。

極端に激しいライブ活動

彼らはライブ活動を通して多くのファンを獲得し、2012年には全国ツアーを巡って全24ヶ所でパフォーマンスを披露しました。07月にはBLUE ENCOUNTのリリースツアーのサポートも行い、10月と11月には「fall of the leaf」ツアーを敢行。次なる年の2013年には、1stフルアルバム相当となる「SAVE US REGIONS」をリリースし、東京と札幌を外した45ヶ所の全国ツアーに挑戦するなど、精力的な活動を続けています。

影響力ある存在として

TWO-nothingの存在は、単なる音楽バンドに留まらず、地域の音楽シーンや文化に影響を与える存在となっています。2014年には、全国から24バンドを集めたコンピレーションアルバムに参加し、盟友TAGNUTSとのスプリットCDをリリース、その後も全9箇所を巡るリリースツアーを行っています。また、2016年にはレーベルの5周年記念に参加し、2017年には2ndフルアルバム「It's Never Goodbye」をリリースしました。

今後の展望

TWO-nothingは、これからも地方色豊かな音楽活動を通じて、日本のパンク・ロックシーンを盛り上げていくことでしょう。彼らの動向には、今後も多くの注目が集まること間違いありません。

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