The Cheserasera

The Cheserasera (ザ・ケセラセラ)とは

The Cheseraseraは、日本の3ピースロックバンドです。以前は日本クラウンに所属し、現在はBAD MUSIC GROUPに所属しています。「ケセラセラ」または「ケセラ」という愛称で親しまれています。

メンバー

宍戸 翼（ししど つばさ）: ボーカル、ギター担当。1989年4月5日生まれ、B型、千葉県出身。身長175cm。
西田 裕作（にしだ ゆうさく）: ベース担当。1985年4月8日生まれ、A型、東京都府中市出身。2008年までクリープハイプに在籍していました。
美代 一貴（みしろ かずき）: ドラム担当。1985年9月17日生まれ、B型、東京都府中市出身。身長181cm。2008年までクリープハイプに在籍。また、ジェンダーレスファッションブランド「SEIJAKU」のデザイナー、ジェルネイルブランド「nana kara」のディレクターとしても活動しています。

バンドの概要

The Cheseraseraは、「センチメンタルギターロック」と称される独自の音楽性を確立しています。駒沢大学の軽音楽サークルで、宍戸と美代が中心となり前身バンド「昼行灯」を結成しましたが、ベーシストの脱退後、美代の幼馴染である西田が加入し、現在の形となりました。

バンド名の由来は、前向きな意味合いと響きの良さから、いくつかの候補の中から「Que sera, sera」を基に、英語風にアレンジしたオリジナルの単語「The Cheserasera」を採用したとのことです。

音楽的な影響について、美代と西田はBLANKEY JET CITY、宍戸はGRAPEVINE、Syrup 16gを挙げています。

作曲は全曲The Cheserasera名義となっています。歌詞は、ほぼ全曲をボーカルの宍戸が担当していますが、一部楽曲では美代が作詞・作曲を手掛けています。

バンドの歩み

2009年: 東京で「昼行灯」として結成。
2010年: 渋谷屋根裏との共同レコ発企画を開催し、1st demo『夜も消えない』をリリース。初の自主企画「曇天ケセラセラ」を開催し、バンド名を「The Cheserasera」に改名。
2011年: 渋谷屋根裏にてレコ発自主企画を開催し、2nd demo『empty,empty,dream』をリリース。rockin’on presents『RO69JACK COUNTDOWN JAPAN 11/12』に入賞。
2012年: 渋谷屋根裏にてレコ発自主企画を開催し、3rd demo『さよなら光』をリリース。
2013年: 下北沢SHELTERにて初のワンマンライブを開催。タワーレコード限定1st Single「Drape」をリリース。
2014年: 初の全国流通盤となる1st Mini Album『The Cheserasera』をリリース。渋谷CLUB QUATTROでのフリーライブでメジャーデビューを発表。日本クラウンよりメジャーデビュー mini album『WHAT A WONDERFUL WORLD』をリリース。
2015年: メジャー1stフルアルバム『WHATEVER WILL BE, WILL BE』をリリース。新代田FEVERにて自主企画「曇天ケセラセラ」を開催。2nd mini album『YES』をリリース。
2016年: 2nd full album『Time To Go』をリリース。The Cheserasera presents「歌い手、冥利につき」を開催。「The Cheserasera 秋の晩餐 2016 VS. Tour」を開催。
2017年: The Cheserasera presents「歌い手、冥利につき」を開催。3rd full album『dry blues』をリリース。「The Cheserasera dry blues Tour」を開催。「The Cheserasera dry blues Tour」追加公演を下北沢Club Queにて開催。
2018年: 会場限定EP『最後の恋 e.p.』をリリース。「The Cheserasera 春の喧騒 2018 スリーマン Tour」を開催。「The Cheserasera 春の喧騒 2018 スリーマン Tour」追加公演「The Cheserasera 春の喧騒 2018 ボーナスワンマン」を下北沢Club Queにて開催。会場限定販売だった『最後の恋 e.p.』を通販でも取り扱い開始。
2019年: 4th full album『幻』をリリース。
2020年: 通販・会場限定EP『Mouth to Mouth e.p.』をリリース。
2021年: 活動休止を発表。
2022年: 下北沢シャングリラにて活動休止ライブを開催。
2023年: 1年半の活動休止を経て、新作EPをリリース。

エピソード

名古屋でのライブ後、機材車が車上荒らしに遭うも、応急処置でその後のライブを敢行。
新潟から東京への移動中、機材車が積雪でスリップ事故に遭うも、怪我人なく機材も無事だったため、当日のライブに出演。
ライブ中、マネージャーが観客席から凄まじいヤジを飛ばし、ファンが睨みつけるという事件が発生。
楽曲「No.8」のタイトルは、宍戸が女の子の家で焚かれていた香から取られた。
楽曲「まっすぐに」の最後には、レコーディング中にドラムの美代から漏れた声が収録されている。
ボーカル宍戸の前歯には乳歯が残っている。

The Cheseraseraは、その音楽性だけでなく、数々のエピソードを持つ魅力的なバンドです。

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