The Last Campfire

『The Last Campfire』

概要

『The Last Campfire』は、イギリスのインディーゲームスタジオHello Gamesによって開発され、2020年8月27日に発売された3Dアクションパズルゲームです。本作の物語は、同族からはぐれてしまったエンバー（Ember）が故郷へ帰るための旅を描いています。旅の途上で出会うのは、心を失って石化した「フォーローン（forlorn）」と呼ばれる仲間たちです。エンバーは彼らに触れることで現れるパズルを解決し、石化を解く手助けをします。目的は、彼らをキャンプファイヤーの拠点に導き、心に希望を灯すこと。ここから先の冒険が開けていきます。

開発背景

Hello Gamesは、2016年に『No Man's Sky』を発売したことで知られるスタジオです。本作が作られるにあたっては、小規模なチームでも魅力的な体験を提供できることを目指しました。プロジェクトは、Steven Burgess、Chris Symonds、James Chilcottの3人によって進められました。このスタジオは急速に社員数が増えたものの、初期には『Joe Danger』シリーズの開発に注力していました。創設者のSean Murrayは、彼の経験を他のメンバーにも提供したいと考えていました。

システム

ゲームの主な舞台は、森、沼地、洞窟の3つのエリアです。各エリアを探索し、石化した同族を見つけ出します。パズルを解決すると、キャンプファイヤーに集まった仲間たちが一致する数を超えれば、次のエリアへ進むことができます。パズルステージでは、さまざまなギミックを駆使して進行し、青い炎の入った檻に到達することでクリアとなります（なお、いくつかの例外あり）。さらに、大きな選択肢として「探索モード」を選べば、パズルステージをカットしてスムーズに進行できます。

2021年4月9日に実施された無料のアップデートでは、パズルのボリュームが20%増加し、任意のリプレイが可能となりました。加えて、探索中に集める収集アイテムである日記の文章を閲覧できる機能も追加されています。

評価

本作は、2021 SXSW Gaming Awardsで「Indie Game of the Year」にノミネートされ、また第17回英国アカデミー賞ゲーム部門では「British Game」にもノミネートされるなど、その評価は高いです。

外部リンク

• - 公式サイト（英語）

『The Last Campfire』は、プレイヤーが感情豊かなストーリーを楽しむことができる一作です。心に抱える希望と再生の物語は、多くの人々に深く響くでしょう。

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