Think! Pink!

アン・ルイスの『Think! Pink!』は、1978年9月25日にリリースされた5枚目のスタジオ・アルバムです。ビクターレコードから発売され、規格品番はLP：SJX-20081、CD：NCS-10034となっています。

概要

本作は、当時さまざまなアーティストへの楽曲提供やプロデュースを手掛けていたザ・ワイルドワンズの元メンバー、加瀬邦彦が全面的にバックアップして制作されました。これまでのアン・ルイスの作品とは一線を画す、ポップで軽快なサウンドが特徴です。

アルバムには、シングル曲「女はそれを我慢できない」と「女にスジは通らない」が収録されています。また、アン・ルイス自身が作詞を手掛けた楽曲も1曲含まれています。

発売から約35年の時を経て、2013年8月28日に初のCD化が実現しました（タワーレコード限定発売）。さらに、2022年3月2日にはMEG-CDでの発売も開始されています。

収録曲

LP／CT

1. シンク ピンク! (インストゥルメンタル)
2. 女はそれを我慢できない
3. 女の顔にスリルが走る
4. もう少し
5. 約束
6. チープなうわさ
7. ″ごめんね″と云わせて
8. 湘南の男たち
9. プリーズ・テル・ミー (Please Tell Me)
10. 光る渚
11. 女にスジは通らない
12. シンク ピンク! (インストゥルメンタル)

CD

（LP／CTに同じ）

曲解説

シンク ピンク! (インストゥルメンタル)

アルバムのオープニングとラストを飾るインストゥルメンタル曲。
女はそれを我慢できない

14枚目のシングルA面曲。
女の顔にスリルが走る

シングル「女にスジは通らない」のB面曲。
湘南の男たち

シングル「女はそれを我慢できない」のB面曲。
女にスジは通らない

15枚目のシングルA面曲。

評価と影響

『Think! Pink!』は、アン・ルイスの音楽キャリアにおいて、新たな方向性を示した作品として評価されています。加瀬邦彦によるプロデュースワークは、アン・ルイスのボーカルの魅力を最大限に引き出し、アルバム全体の完成度を高めることに貢献しました。

本作は、日本のポップス史においても重要な作品の一つとして位置づけられています。アン・ルイスのファッションやライフスタイルとともに、多くのリスナーに影響を与えました。

外部リンク

Think! Pink! 記憶の記録LIBRARY

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