Two As One

「Two As One」についての詳細

「Two As One」（ツー・アズ・ワン）は、2005年10月5日にリリースされたCrystal KayとCHEMISTRYのコラボレーション・シングルです。この作品は「Crystal Kay × CHEMISTRY」という名義で発売され、Epic RecordsからのリリースとしてCrystal Kayの8枚目のシングルに該当します。

このシングルはコラボレーション楽曲でありながらも、Crystal Kay名義で販売されています。そのため、CHEMISTRY自身のシングルとしてはカウントされていません。ジャケットデザインもCrystal Kayのみに焦点が当てられ、CHEMISTRYのメンバーは写っていません。

このプロジェクトの始まりは、Crystal KayとCHEMISTRYが『BASIC'S』というカバー曲を披露するイベントで共演した際に、Crystal Kayが「いつか何かできたらいいね」と発言したことからです。この言葉がきっかけとなり、数曲のデモの中からコラボ楽曲を選定する流れが生まれ、最終的に「Two As One」が選ばれました。

「Two As One」は、男女それぞれの視点から描かれた2種類の歌詞が存在します。本作では女性の視点の歌詞が収録されており、男性の視点からの歌詞は1ヵ月後にリリースされるCHEMISTRYのシングル「almost in love」のカップリングとして提供されました。なお、この作品のレコーディングは別々に行われたため、両者は同時に歌唱していないことも特徴の一つです。

収録曲

本シングルには、表題曲とインストゥルメンタルが収録されており、そのうち表題曲「Two As One」は「Crystal Kay × CHEMISTRY」として表記されています。それ以外の楽曲は「Crystal Kay」名義となっています。以下に主要な収録曲を紹介します。

• - Two As One

作詞：H.U.B ／ 作曲：松本俊明
この楽曲はトヨタ「ウィッシュ」のCMソングとして使用され、オンエア期間の前半には本作が流れ、後半にはCHEMISTRYとCrystal Kayの男性視点バージョンが使用されました。

• - 涙があふれても

作詞：西尾佐栄子 ／ 作曲：坂詰美紗子
映画『ダーク・ウォーター』のイメージソングであり、Crystal Kay自身はこの曲について「大きな愛をテーマにした歌」としています。

• - MY EVERYTHING (English Version)

作詞：Crystal Kay・Ashley Ingram ／ 作曲：Ashley Ingram・Crystal Kay ／ 編曲：Ashley Ingram
このバージョンには、日本語版には存在しなかった英語の語り部分が含まれています。

• - Two As One (Instrumental)

このように「Two As One」は、Crystal KayとCHEMISTRYの魅力を引き出すコラボレーションとして、多くのリスナーに愛されています。また、楽曲に込められた異なる視点は、聴く人々に深い感動を与えることでしょう。

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