UEFAチャンピオンズリーグ 2004-05とは？意味をやさしく解説

UEFAチャンピオンズリーグ 2004-05 概要

UEFAチャンピオンズリーグ 2004-05は、これまでの大会の中でも特に記憶に残るシーズンです。トルコのイスタンブールにあるアタテュルク・オリンピヤト・スタドゥで行われた決勝戦で、リヴァプールFCが21年ぶりに5回目の優勝を達成しました。

この大会は、UEFAランキングに基づいて各国リーグ戦の優勝クラブが参加し、ホーム・アンド・アウェー方式で競い合う予選からスタートします。

1回戦は、2003年版のUEFAランキングで27位以下に該当する国のリーグ優勝クラブが参加し、合計得点が多いクラブが勝ち進みました。試合は7月14日と15日、続いて7月21日と22日の間に行われました。

特別な記号 (ag)は、アウェイゴール方式を用いて勝ち上がったことを示します。

1回戦を通過したクラブに加え、UEFAランキングの17位から26位までのリーグ優勝チームや、10位から26位までのリーグ準優勝チームが新たに参加し、競いました。このラウンドもまた、合計得点で勝者が決まり、試合は7月28日と29日、および8月4日と5日に実施されました。

続く3回戦では、さらに多くのクラブが新たに参戦し、UEFAランキング11位から16位に該当する地域のリーグ優勝および準優勝チーム、また上位リーグの3位と4位チームも参加しました。このラウンドも合計得点で勝者が決まり、8月10日と11日、および8月24日と25日に行われました。

予選を通過した16クラブに加えて、UEFAランキング1位から10位のリーグ優勝チームおよび、1位から6位のリーグ準優勝チームが参加し、8つのグループに分かれました。各グループ上位2チームが決勝トーナメントに進出し、3位はUEFAカップに進出することとなります。

グループ内で勝ち点が同じ場合の順位決定は、直接対決での総得点やアウェイゴール数といった基準が用いられます。

決勝トーナメントは、2005年2月22日と23日から始まり、3月8日、9日、15日が続きました。準々決勝と準決勝も同様に行われ、特に準々決勝では、サポーターの行動によって試合が中断される場面も見られました。最後の決勝は、まさに大会を締めくくる瞬間となりました。