UEFAチャンピオンズリーグ2024-25は、UEFA主催の33回目のチャンピオンズリーグであり、通算では70回目の大会となります。この大会は、2025年5月31日に
ドイツ・
ミュンヘンにあるフースバル・アレーナ・
ミュンヘンでの決勝戦をもって幕を閉じる予定です。
大会フォーマットの変更
今シーズンから新たに導入されたフォーマットとして、参加するチーム数は36クラブとなり、従来のグループステージから変更されて、リーグフェーズが採用されました。このリーグフェーズでは各チームが異なる対戦相手とホーム・アウェーでの計8試合を行い、最も成績の良い8チームがラウンド16に進出します。また、9位から24位のチームは決勝トーナメントプレーオフに進むことができます。プレーオフの勝者はそのままラウンド16に進出し、その後は従来通りの決勝トーナメントが行われます。
優勝チームには、2025-26シーズンのリーグフェーズ、2025 UEFAスーパーカップ、2025 FIFAインターコンチネンタルカップ、さらにFIFAクラブワールドカップ2029への出場権が付与されます。
出場クラブと国別配分
今大会には、53カ国・地域から合計81チームが参加しています。出場国はリヒテンシュタインとロシアを除外しています。各国の出場枠はUEFAランキング2023に基づき決定され、具体的には以下の通りです:
- - UEFAランキング1位から5位の各協会から4クラブ
- - UEFAランキング6位の協会から3クラブ
- - UEFAランキング7位から15位の各協会から2クラブ
- - UEFAランキング16位から55位の各協会から1クラブ
- - 前シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ及びヨーロッパリーグの優勝チーム
- - UEFA大会成績上位2カ国からの追加クラブ(EPS)
選手選定と大会日程
ロシアは国際大会への参加資格を剥奪されており、その影響で出場権の配分が調整されています。例えば、
スウェーデンや
ポーランドのリーグ戦優勝クラブは出場ラウンドが繰り上げられました。大会の日程は、決勝以外は基本的に火曜日や水曜日に組まれており、一部の試合は木曜日にも行われることがあります。
予選ラウンド
予選ラウンドは段階的に進行し、各ラウンドの組み合わせ抽選会が事前に行われます。具体的に、予選1回戦の第1戦は2024年7月9日・10日、決勝戦は8月27日・28日と続きます。勝者は次のラウンドへと進むことができ、敗者は各国のリーグや別の大会に参加することになります。
リーグフェーズ
リーグフェーズは2024年8月29日に組み合わせ抽選会が行われ、各チームは異なるクラブとの試合を行います。リーグフェーズで得られた成績に応じて、ラウンド16やプレーオフ進出が決定します。特に、日本のサッカーファンにとっては、ジローナやアストン・ヴィラといったクラブの初出場が注目されます。これにより競争が一層激化することでしょう。
まとめ
UEFAチャンピオンズリーグ 2024-25は、変化に富んだフォーマットで新たな章を迎える大会です。各クラブはそれぞれの目標に向けて戦い、サッカーファンにとっても楽しみなシーズンとなることが予想されます。