UNITE (TRFのアルバム)

アルバム『UNITE』の概要

TRFの7作目のオリジナルアルバム『UNITE』は、1998年5月20日にリリースされました。このアルバムは、1995年12月11日に発表された『BRAND NEW TOMORROW』から2年半を経ての待望の新譜であり、特筆すべきは、プロデューサーである小室哲哉と離れた初の作品である点です。アルバムには、3ヶ月連続で発売された先行シングル3曲も含まれており、全13曲が収められています。初回盤は、スリーブケース仕様で提供されています。

収録曲の紹介

『UNITE』には、さまざまな楽曲が収録されています。以下はその主要な収録曲です。

1. Realize

この曲は、DJ KOOが作詞を手がけ、菅原サトルが作曲と編曲を担当しています。実は、この曲は18thシングルのカップリングであり、その隠れた名曲として多くのファンに支持されています。

2. frisky a GO-GO!(Sunset Boulevard Mix)

19thシングルのカップリング曲のアルバムバージョン。この曲もDJ KOOが作曲し、編曲はDJ KOO自身と田代隆廣が担当しています。

3. Frame

これも19thシングルの一部で、作詞はDJ KOOと前田たかひろ、作曲と編曲は木村貴志が担当しています。曲調は明るく、TRFらしいエネルギーを感じさせるものになっています。

4. in the move to be

この曲は、日高智(GTS)が作曲・編曲を手がけています。メロディーは心に残るものがあり、特にライブでのパフォーマンスが期待される楽曲のひとつです。

5. darkscape

作詞・作曲はDJ KOOが担当し、編曲もDJ KOOと田代隆廣が行っています。この曲は、TRFの独特なスタイルを表現しており、ダンスミュージックの良さが詰まっています。

6. EARL GREY

工藤順子作詞、DJ KOO作曲・編曲によるこの楽曲も特有の雰囲気を持っています。歌詞の深さとメロディのバランスが取れていて、聴く者を惹きつけます。

7. TRY OR CRY

この曲は20thシングルとしてリリースされ、工藤順子作詞、原一博が曲を作り、編曲も原が行っています。TRFのキャッチーなサウンドが際立つ楽曲です。

8. Meltin' you

牧穂エミ作詞のこの楽曲は、原一博が作曲と編曲を担当し、切ない恋の気持ちをテーマにした作品です。

9. Future Shock

この曲もDJ KOOが作詞・作曲・編曲を手がけており、独自のリズムとメロディが特徴です。

10. Friends

DJ KOO作詞、TWO-B-FREE(RAISE)作曲・編曲によるこの曲は、友情をテーマにしたビート感あふれる楽曲です。

11. It's My TIME

前田たかひろ作詞、宗像仁志作曲の後に、MUNEZOが編曲した楽曲として、特にシングル「BE FREE」のカップリング曲としても再リリースされました。

12. Get up! Stand up! Unity!

m.c.A・T作詞、富樫明生作曲・編曲によるこの曲は、アッパーなリズムで聴く者を鼓舞するメッセージ性の強い楽曲です。

13. Unite! The Night!

この曲もm.c.A・T作詞、富樫明生作曲・編曲となっており、18thシングルの中でも際立つ存在感を放っています。シングル版とは微妙にアレンジが異なっているため、アルバム収録版をぜひお聴きいただきたいです。

総合評価

『UNITE』は、TRFが新たな一歩を踏み出す作品であり、ファンにとっても非常に重要な一枚です。さまざまなスタイルの曲が集められており、聴くたびに新しい発見があることでしょう。このアルバムは、TRFの音楽を愛するすべての人におすすめのアイテムです。

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