UNDEFEATED

UNDEFEATED（アンディフィーテッド）

UNDEFEATEDは、2002年9月11日にロサンゼルスでエディー・クルーズとその友人のジェームス・ボンドが設立したスニーカーショップです。ブランド名は、2001年のアメリカ同時多発テロ事件を背景に、「俺たちは絶対に負けない」との強い意思を込めて名づけられました。この店舗は、アメリカの文化やスポーツを中心に展開しており、その存在感はますます大きくなっています。

ブランドの理念とロゴ

「UNDEFEATED」という名は、希望や不屈の精神を象徴しており、そのロゴは「ファイヴストライクス」と呼ばれる5本のラインで構成されています。このロゴは、勝利を意味する比喩表現を含んでおり、ブランドのアイデンティティを強く印象付けています。また、アルファベットの「U」に足の生えたキャラクター「U-MAN」も、様々な商品に登場し、親しみやすさを感じさせます。

コンセプトと展開

2005年には、オリジナルのアパレルライン『UNDEFEATED』もスタートしました。このラインでは、「PLAY DIRTY」という勝利至上主義をテーマに、アメリカンカジュアルやスポーツの要素を取り入れた多様なプロダクトが展開されています。特に、北米4大スポーツ（野球、アメリカンフットボール、バスケットボール、アイスホッケー）からインスパイアを受けたデザインが数多く、新たなコラボレーションにも積極的に取り組んでいます。さらにボクシングやモータースポーツなど、スポーツに限らず多様な文化からの影響が見られます。

アートとの融合

UNDEFEATEDの店舗内では、ブレント・ロリンズというグラフィックアーティストが手がけるミューラルアートが展開されています。彼はナイキの広告やスパイク・リー監督の作品、さらには多くのヒップホップアーティストのアルバムジャケットなど、さまざまな分野で活躍しています。

店舗の展開とポイントシステム

ブランドの第1号店は2002年にロサンゼルスのLa Brea Ave.にオープンし、その後サンタモニカ、シルバーレイク、ラスベガスと続きました。日本では、2006年に静岡に第1号店が、翌年に東京に第2号店がオープンしています。さらに、2015年には大阪、沖縄にも新店舗が開店し、全国的な展開を実現しました。現在は、スタンプスというポイントシステムも導入しており、運営会社に貢献することで特別な商品を手に入れることができます。

ビルボードプロジェクト

UNDEFEATED LAでは、定期的にアートプロジェクト「ビルボードプロジェクト」が行われています。このプロジェクトでは、店舗の屋根に掲示された広告看板をキャンバスに見立て、様々なアーティストが独自の作品を発表しています。著名なアーティストたちによる参加で、常に新しい視点を提供する場となっています。

UNDEFEATEDは、単なるスニーカーショップを超えて、文化やスポーツの融合を追求するブランドとして、今後も業界の最前線で活躍し続けることでしょう。

もう一度検索