WHAT A BEAUTIFUL NAME

アルバム『WHAT A BEAUTIFUL NAME』概要

1999年10月21日に発売された『WHAT A BEAUTIFUL NAME（ホワット・ア・ビューティフル・ネーム）』は、ゴダイゴにとって9枚目のオリジナル・アルバムです。この作品は、その後も2022年までゴダイゴの最新オリジナル・アルバムとして位置付けられています。

発表背景

このアルバムは、1999年に約3ヶ月間限定で活動を再開したゴダイゴによるもので、1984年の『ONE DIMENSION MAN』以来、実に15年ぶりの新作となりました。特に、1999年が国際児童年から20周年にあたるということから、テーマ・ソングとして「BEAUTIFUL NAME」のセルフ・カバーが収録されています。この曲は、多くのファンに親しまれる名曲であり、アルバムの中でも特に重要な位置を占めています。

曲の収録内容

このアルバムには、日本語の歌詞を持つ楽曲が多数収録されており、ゴダイゴのオリジナル・アルバムの中では日本語歌詞が最も多い作品となっています。特に印象的な収録曲には、以下のものがあります：

• - GATEWAY TO THE DRAGON ~NEW BEAT~

- 作詞・作曲・編曲: ミッキー吉野
- この曲はもともと、ミッキー吉野のソロ・シングル『RETURN TO CHINA』に収録されていたものです。

• - VISIONS OF LOVE

- 作詞: トミー・スナイダー
- 作曲: タケカワユキヒデ
- 編曲: ミッキー吉野
- 英語の歌詞で構成されたこの曲は、後に日本語版が作成され、「JAVA WA JAVA ~IN THE BOOK OF GODIEGO~」としても知られています。

• - MY SUNSHINY DAY

- 作詞・作曲・編曲: ミッキー吉野
- 明るい気持ちにさせてくれるメロディが特徴です。

• - SHE NEEDS HER DADDY

- 作詞: スティーヴ・フォックス
- 作曲・編曲: ミッキー吉野
- この曲も全編英語です。

• - FOREVER〜いつまでも I LOVE YOU〜

- 作詞: 奈良橋陽子、タケカワユキヒデ
- 作曲: タケカワユキヒデ
- 編曲: ミッキー吉野
- 感情深いラブソングに仕上がっています。

• - ANGELS ARE WATCHING OVER YOU

- 作詞: スティーヴ・フォックス
- 作曲・編曲: タケカワユキヒデ、ミッキー吉野
- 全篇英語で、心を癒すようなメロディが特徴です。

• - WE'VE GOT TO GIVE THE EARTH A CHANCE

- 環境問題に触れたメッセージ性の強い楽曲です。

また、同年の11月5日には、このアルバムの中からシングル「JAVA WA JAVA 〜IN THE BOOK OF GODIEGO〜」がリリースされました。この曲は、アルバムともに多くのファンの耳に届きました。

最後に

『WHAT A BEAUTIFUL NAME』は、ゴダイゴの音楽を愛する人々にとって、特別な意味を持つアルバムです。各トラックの豊かなメロディと歌詞は、聴く人の心に強く響き、作品全体を通して温かい気持ちにさせてくれることでしょう。

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