Wilberry

wilberry：日本のロックシーンを彩るバンドの軌跡

1994年、ジョウミチヲを中心に結成された日本のロックバンド、wilberry（ウィルベリー）。その歴史は、輝かしい成功と苦悩の再編、そして揺るぎない音楽への情熱で彩られています。

初期のwilberryは、ジョウミチヲ（ボーカル、ギター）を中心に活動を開始。1999年にはポリドールからミニアルバム『in my soul of souls』でデビューを飾ります。その後、精力的にミニアルバム4枚、シングル1枚、フルアルバム1枚を発表しますが、2001年には惜しまれつつも解散。

しかし、wilberryの物語はそこで終わらなかったのです。2008年1月25日、オリジナルメンバーで再結成を果たします。しかし、再び活動の岐路に立たされ、ジョウミチヲのソロユニットへと移行。

転機が訪れたのは2010年。BRITAIN（ドラムス）、hoshino ubk（ベース）、安高拓郎（ギター）の加入により、wilberryは4人編成へと生まれ変わります。本格的な活動再開を宣言した彼らは、2012年には12年ぶりのフルアルバム『FORGETTABLE MUSIC UNFORGETTABLE DANCE』を発表。続く2013年には『KILLER DANCER LOVER』をリリースし、着実にその存在感を示していきます。

メンバーそれぞれの経歴も興味深いものがあります。安高拓郎は、クラッシュ・イン・アントワープや椿屋四重奏といったバンドでの経験を積んでwilberryに加入。ROYAL SEIZAN MIURA（ベース）はTHE NEATBEATS、BRITAINはCURIOでの活動も並行させていました。hoshino ubkは2010年から2014年までベースとして活躍した後、脱退。現在はwilberryの作品のアートワークを手掛けています。

2017年には、17年ぶりとなる全国流通アルバム『KEEP YOUR DREAMS』をリリース。そして2023年には最新アルバム『what a wonderful world』を発表し、現在も精力的に活動を続けています。

wilberryの歴史は、メンバーの入れ替わりや活動休止を経験しながらも、音楽への情熱と進化を続けるバンドの物語です。初期の繊細なサウンドから、現在の成熟したロックサウンドまで、彼らの音楽は常に変化し、聴くものを魅了し続けています。彼らの音楽が、これからも日本の音楽シーンを彩っていくことは間違いありません。

メンバー変遷

現メンバー:
ジョウミチヲ（ボーカル、ギター）
安高拓郎（ギター）
ROYAL SEIZAN MIURA（ベース）
BRITAIN（ドラムス、シーケンサー）
元メンバー:
永見泰也（ギター）
衣川正一（ベース）
宮川裕年（ドラムス）
浜下典子（キーボード）
* hoshino ubk（ベース）

ディスコグラフィー

wilberryのディスコグラフィーは、ミニアルバム、シングル、フルアルバムと多岐に渡り、彼らの音楽遍歴を物語っています。詳細な作品リストは、彼らの公式サイトや音楽配信サービスなどで確認できます。

wilberryの音楽は、変化と進化を繰り返しながらも、一貫して彼らの個性と情熱を表現し続けています。今後の活動にも期待が高まります。

もう一度検索