YASUHIRO(康寛)

YASUHIRO(康寛)は、日本の音楽クリエイター。ソングライター、編曲家、DJギタリストとして多岐にわたる活動を展開しており、TOKYO LOGICに所属しています。また、ボカロPとしてもその才能を発揮しています。

略歴

音楽の道に入ったきっかけは、高校時代に遡ります。東方Projectに感銘を受け、DTM（デスクトップミュージック）の世界に足を踏み入れました。初期の音楽制作経験が、後の幅広い活動の基礎となりました。

2017年には、人気歌い手であるそらるとのコラボレーションアルバム『リバース・イン・ワンダーランド』を発表。この作品を通じて、その名が広く知られるようになりました。

2019年は、YASUHIROにとって飛躍の年となりました。ニコニコ動画に投稿した『ねぇ、どろどろさん』が初のミリオン再生を達成。続けて『厭世輪舞曲』もミリオンを達成し、ボカロPとしての地位を確立しました。同年、TOKYO LOGICが企画したコンピレーションCD『TOKYO ENCOUNTER』に参加したことを機に、TOKYO LOGICへの所属が決定しました。さらに、人気ゲーム『#コンパス 戦闘摂理解析システム』に登場するヒーロー、トマスのテーマソング『アブソリュート』を提供し、ゲーム音楽の分野でも注目を集めました。

2020年には、ニコニコ超会議のイベント「超ボカニコ」に出演。ボカロシーンにおける存在感を示しました。

2021年には、人気スマホゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』に楽曲『ワンスアポンアドリーム』を提供。「ワンダーランズ×ショウタイム」のユニットに書き下ろされたこの楽曲は、多くのファンを魅了しました。同年には、つんく♂楽曲のリビルドプロジェクトにも参加し、幅広い音楽性を示しました。

2023年には、初のアニメ主題歌として『攻略うぉんてっど!〜異世界救います!?〜』のオープニングテーマを手がけ、アニメ音楽の分野でも活躍の場を広げています。

人物

YASUHIROは福島県出身です。小学5年生の頃に和太鼓クラブに入り、初めて楽器に触れました。当時流行していたアニメ『けいおん!』の影響を受け、中学3年生でギターを始めました。高校生の頃には、東方Projectの二次創作で知られるビートまりおに影響を受け、楽曲制作とDTMを本格的に開始しました。

大学生時代には、ジミーサムPの『From Y to Y』に触発され、ボカロ曲を聴き始めました。特に、じんの『カゲロウプロジェクト』に衝撃を受け、ボカロPとしての活動を決意。社会人として会社勤めを経験した後、フリーのクリエイターとなり、その後TOKYO LOGICにスカウトされました。

影響を受けた音楽として、L'Arc〜en〜Ciel、ポルノグラフティ、ASIAN KUNG-FU GENERATION、UVERworldなどのロックバンドや、東方Projectの二次創作サークルであるCOOL&CREATE、TaNaBaTa、石鹸屋、舞風-Maikaze-、FELTなどを挙げています。また、VOCALOIDクリエイターとしては、じん、トーマ、sasakure.UK、kemuなどの名前を挙げています。

YASUHIROの音楽性は、これらの多様な音楽からの影響を受け、独自のスタイルを確立しています。

ディスコグラフィー

（詳細な楽曲提供リストは省略）

YASUHIROは、ゲーム、アニメ、アーティストへの楽曲提供など、幅広い分野でその才能を発揮しています。その音楽は、多くのファンを魅了し続けています。

外部リンク

公式サイト - TOKYO LOGIC
YASUHIRO(康寛) (@yasuhiro_vanq) - X（旧Twitter）
YASUHIRO(康寛) / YASUHIRO - YouTubeチャンネル
YASUHIRO(康寛) - niconico

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