YTSニュース スーパータイム

YTSニュース スーパータイム FNN

『YTSニュース スーパータイム FNN』は、1987年4月1日から1993年3月31日まで、山形テレビによって放送されていたローカルワイドニュース番組です。この番組は、フジテレビ系列における『FNNスーパータイム』の山形県向けローカル扱いです。放送期間中は、山形の最新ニュースを提供し、地域に密着した情報をお届けしました。

番組の起源

元々は『FNN YTSニュースワイド60』というタイトルで放送されていましたが、フジテレビに合わせて改題されました。山形テレビでは、他のFNN系列局とは異なり、番組名に「ニュース」という言葉を含めて放送していた点が特徴的です。このような名称の工夫は、当時の視聴者へニュース番組であることを強調し、親しみやすさをより一層引き立てる役割を果たしていました。

番組終了の背景

1993年にテレビ朝日系列へのネットチェンジが行われた際に、番組も同時に終了しました。その後、ANN系列のニュース番組が放送されるようになり、視聴者は新たなニュース番組への移行を余儀なくされました。終了後の新しい番組としては『スーパーJチャンネルYTSゴジダス』がスタートします。

タイトルバックと放送スタイル

消えることなく続いていたタイトルバックは、初期には地球のイメージを使用し、フジテレビの全国ニュースと同様のスタイルでしたが、徐々にその日の県内ニュースの映像を用いるようになりました。全国ネットと共通の「スーパータイム」ロゴに地域名である「YTSニュース」を組み合わせた形で表示されており、ローカルな情報でも全国的なニュースへの親しみを感じさせる工夫が凝らされていました。

キャスター陣

平日に出演したキャスターには、田岡明、山田基行、鈴木千尋などがいました。彼らは、視聴者に信頼感を与える存在として、地域の重要な出来事や出来事を報じていました。また、週末には天池眞樹や古池一子といったキャスターが登場し、週の締めくくりとして視聴者に情報を提供していました。

放送時間

この番組は、平日は月曜日から金曜日の18:00から19:00に放送され、週末は土曜日の18:00から18:30、日曜日の17:30から18:00に放送されていました。この時間帯は、多くの家庭が夕食を楽しむ時間であり、視聴者にとっては重要なニュース情報源として機能していました。

公式タイトルと後番組

正式タイトルは『FNN YTSニュース スーパータイム → YTSニュース スーパータイム FNN』で、放送終了後の後番組は『YTSステーションEYE』となりました。この流れは、山形テレビが時代の変化に応じたニュース提供のあり方を模索し続けた結果とも言えます。

関連項目

本番組と関連が深いのは、同じくFNN系列に属する『FNNスーパータイム』です。また、山形テレビがANN系列に移行した後、新たに開局したさくらんぼテレビでは、同様の報道スタイルを持つ『SAYニュース555 ザ・ヒューマン』が登場しました。このように、山形のニュース番組は、地域と全国を結ぶ重要な役割を果たしていました。

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