YTSニュースワイド60

YTSニュースワイド60

番組概要

『YTSニュースワイド60』（ワイティーエスニュースワイドろくまる）は、山形テレビがフジテレビ系列に属していた時期、具体的には1984年10月1日から1987年3月31日までの間、夕方の時間帯に山形県内で放送されていたローカルワイドニュース番組です。この番組は、全国のフジテレビ系列局で放送されていたニュース番組『FNNスーパータイム』の山形県向けローカルパートとしての役割を担っていました。

番組の正式名称は『FNN YTSニュースワイド60』でしたが、一般には『YTSワイド60』あるいは単に『ワイド60』という通称で呼ばれ、地域に根ざしたニュースとして視聴者に情報を提供しました。

本番組は、その後の山形テレビの夕方ニュース番組の礎となり、放送終了後には『FNN YTSニュース スーパータイム』へとタイトルが変更され、番組内容は引き継がれていきました。

放送時間

『YTSニュースワイド60』の放送時間は、曜日によって異なり、また週末の放送は番組開始からしばらく経ってから開始されました。

平日

月曜日から金曜日にかけては、番組がスタートした1984年10月1日から放送終了の1987年3月31日まで、一貫して18:00から19:00までの60分間の放送でした。この時間帯には、全国ニュースである『FNNスーパータイム』の一部と、山形県内のきめ細かなニュースや話題が届けられました。

週末

週末の放送は、番組開始から約半年後の1985年4月6日から始まり、1987年3月29日まで続けられました。土曜日は18:00から18:30までの30分間、日曜日は17:30から18:00までの30分間でした。週末も同様に、『FNNスーパータイム』の週末版に内包される形で、県内のニュースが伝えられていました。

キャスター

平日の『YTSニュースワイド60』で番組の顔としてニュースを伝えていたのは、当時の山形テレビアナウンサーでした。主な担当者は以下の通りです。

田島 義彦
吉田 香代子

彼らが日々の県内ニュースや情報を、視聴者に分かりやすく伝えていました。

前後の番組および関連番組

『YTSニュースワイド60』は、山形テレビの夕方ニュースの歴史の中で重要な位置を占めています。本番組が始まる前には、『YTSテレビ夕刊』という夕方のニュース番組が放送されていました。そして、『YTSニュースワイド60』の終了後、タイトルを改め『FNN YTSニュース スーパータイム』が後継番組としてスタートしました。

また、この番組はフジテレビ系列の全国ニュース『FNNスーパータイム』のローカル枠として位置づけられており、全国の大きな動きと合わせて地域の情報を提供していました。

この番組は、山形テレビがフジテレビ系列として活発なローカル放送を行っていた一時期を象徴する番組の一つと言えるでしょう。

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