ZAQ (インターネット接続サービス)

ZAQ（ザック）について

ZAQは、ジュピターテレコム（J:COM）が提供するケーブルテレビ向けのインターネット接続サービスブランドです。この名称は「Zone Access & Quality」の略で、現在のキャッチコピーは「ずっと、安心のクオリティ」となっています。

概要

ZAQは1998年に関西マルチメディアサービス株式会社（KMS）として設立され、同年11月からサービスを開始しました。設立にあたっては関西電力、ジュピターテレコム、住友商事、松下電器産業などが関与しました。2006年にはジュピターテレコムがKMSの株式を取得し、連結子会社化しました。その結果、ZAQはJ:COMの完全子会社となり、関西地域以外でもサービスを提供するブランドとして展開されることになりました。

沿革

ZAQの歴史は1996年に始まります。関西のCATV7局が光ファイバーで結ばれ、広域フィールド実験が行われました。1998年には関西マルチメディアサービス株式会社が設立され、翌11月にはZAQとしてサービスがスタートしました。その後、様々な技術革新が進み、2000年にはVoIP（IP電話）のフィールド実験を開始。2011年にはテクノロジーネットワークスとの合併により、ZAQは同社のブランドとして全国展開されることになりました。2014年には再びJ:COMに吸収合併され、ZAQはJ:COMのサービスとして広く認知されています。

マスコットキャラクター「ざっくぅ」

ZAQのマスコットキャラクター、ざっくぅは2003年に生まれました。彼の特徴は、目が「Z」と「Q」、口が「A」というユニークなデザインです。サイズは高さ90mm、体重3グラムで、感情は主に2種類の表情で表現されますが、行動によって喜怒哀楽を伝えます。2010年には『リビング新聞』のキャラクター選手権でグランプリを受賞し、一躍人気者となりました。さらに、JAQの全国的な広がりに伴い、ざっくぅはJ:COM NETのキャラクターとしても活躍しています。

商品とプロモーション

ざっくぅのキャラクターは、関連する商品にも展開されており、ジェイコムショップやオンラインショップで購入できます。また、LINEスタンプにも登場しています。さらに、大阪モノレールや山陽バスの一部路線ではざっくぅをデザインしたラッピング車両が走るなど、地域内での認知を高める取り組みが行われています。

ZAQは、今後も多様なサービス展開を続けるとともに、安心・安全なインターネット環境の普及に貢献し続けるでしょう。

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