ZIGZO(ジグゾ)
ZIGZOは、日本のロックバンドであり、元
MALICE MIZER|MALICE_MIZER、BY-SEXUAL、
L'Arc〜en〜Cielのメンバーによって
1999年に結成されました。彼らは結成当初、キャッチコピーとして『今世紀(
20世紀)最後のモンスターバンド』を掲げ、その名声を一躍高めました。
結成と初期活動
バンドは、
1999年2月に渋谷のライヴハウス、ラ・ママでシークレットライヴを行いました。当時、バンド名を公開していなかったにもかかわらず、ネット上での噂が広まり、チケットはあっという間にプラチナチケットに。さらに、4月には赤坂BLITZで無料ライヴを開催し、告知はニッポン放送「オールナイトニッポン」だけだったにも関わらず、多くのファンが集まりました。このようにして、ZIGZOは瞬く間に注目を浴びる存在となりました。
彼らの2ndシングル「ひまわり」は大ヒットを記録し、その後も人気は続きましたが、2001年、メンバー間で今後の音楽活動について意見が一致し、「それぞれの道を進む」という理由で解散を発表しました。解散前の
2002年には、ベストアルバム『Got'Sand dis-Star -Best of ZIGZO-』がリリースされ、3月には「THE LAST SCENE ZIGZO TOUR」が行われ、見事に彼らの活動を締めくくりました。
再結成と活動再開
ZIGZOは2011年11月20日、SAKURAの誕生日企画イベント「暗黒秋櫻」にて再集結しました。TETSUは最後のMCで、
2012年3月17日に赤坂BLITZでのライブを予告する言葉を残し、活動再開を宣言しました。この告知から6月には10年振りの全国ツアー「TOUR THE 2nd SCENE ZIGZO」が行われ、大いに盛り上がりを見せました。
2013年には新アルバム「THE BATTLE OF LOVE」をリリースし、全国ツアー「ZIGZO TOUR 2013 THE BATTLE OF LOVE」も成功を収めました。全公演の音源もオフィシャルサイトで配信され、ファンに新たな音楽体験を提供しました。
メンバー紹介
ZIGZOのメンバーは、
- - 高野哲(TETSU): ボーカルおよびギター。元MALICE MIZER|MALICE_MIZER、MEGA 8 BALLなどでの活動を経て加入。
- - 岡本竜治(RYÖ): ギター担当で、元BY-SEXUALメンバー。スリリングなギタープレイを披露。
- - 大西啓之(DEN): ベースを担当し、同じくBY-SEXUAL出身。
- - 櫻澤泰徳(SAKURA): ドラムを叩き、元L'Arc〜en〜Cielのメンバーでもあります。
- - 吉田トオル(TOORU): キーボード担当で、サポートメンバーから正式メンバーとなりました。
彼らはジャンルを超えた独自の音楽スタイルを確立し、特に曲編成にこだわりを持っています。そのため、ライブの際にはアンコールが行われないのも特徴的です。
ディスコグラフィ
ZIGZOの音楽キャリアには多くのシングルやアルバムがあり、特に初期の作品は今でも人気があります。「ひまわり」や「チェルシー」など、名曲は数多く存在し、最近では過去の音源がデジタル配信されていることも注目を集めています。また、ベストアルバムの再发行やPV集のリリースなど、活動の幅を広げています。
まとめ
ZIGZOは、彼らの音楽と個性で多くのファンを魅了し続けているバンドです。解散と再集結を経て、現在も進化し続けているZIGZOの動向には今後も目が離せません。彼らの音楽が持つ独特の魅力をぜひ体感してください。