ZOO (川村カオリのアルバム)

アルバム『ZOO』の魅力に迫る

川村かおりのデビューアルバム『ZOO』は、1988年11月21日にポニーキャニオン/SEE・SAWからリリースされました。これは、エコーズのタフなソングライターである辻仁成がその大部分を手がけたオリジナル・アルバムです。このアルバムは、かおりの声と辻の才能が見事に融合した作品であり、多くのファンに親しまれています。

アルバムのタイトル曲であり、デビューシングルでもある「ZOO」は、リリースの翌年1989年にエコーズのバージョンでセルフカバーされました。この曲は、エコーズの代表的なトラックとなり、広く愛されています。エモーショナルで力強いメロディーと、かおりの透き通るような歌声が印象的です。アルバム全体を通して、彼女の魅力的な表現力が際立っています。

楽曲紹介

以下はアルバム『ZOO』に収録されている楽曲の一覧です。すべての楽曲は、辻仁成が作詞・作曲・編曲を担当しています（一部の例外を除く）：

1. Sweet Little Boy
- 作詞：Kaori・辻仁成

2. ZOO
- アルバムのタイトル曲で、デビューシングル。

3. からっぽのフィルム
- 青春の一瞬を抽象的に表現した楽曲。

4. Russian Blue
- クールでスタイリッシュなバラード。

5. 365日の戦争
- 作詞：Kaori、日常の戦いを描写した作品。

6. Paradise City Blues
- 作詞：Kaori、都会の孤独を楽曲に込めています。

7. Winter Mute
- 冬の静けさを感じさせる楽曲。

8. Kids
- 作詞：Kaori、無邪気な子供時代を思い出させる曲。

9. You've Got A Friend
- 作詞：Kaori、友人への感謝を歌った温かいメッセージ。

10. 真っ白な月 -Moon On The Destiny-
- 作詞：辻仁成・Kaori、運命をテーマにした深い楽曲。

再発売とその背景

2018年11月21日、アルバム『ZOO』はオリジナルのリリースから30周年を迎え、その記念としてUHQCD仕様で再発売されました。この再発売は、音質向上を図り、当時のファンだけでなく新たなリスナーに向けても楽しんでもらうための企画です。彼女の独自のスタイルと辻仁成の豊かな音楽性が改めて評価されています。

このアルバムは、リリース当時から時を超えて愛され続けており、今なお音楽シーンに影響を与えています。川村かおりと辻仁成のコラボレーションは、当時のポップミュージックに新たな風を吹き込み、多くのリスナーに感動を与えました。

ぜひ、アルバム『ZOO』を聴いて、その美しい音楽の世界を体験してみてください。

もう一度検索