EBASEBALLプロリーグ

eBASEBALLプロリーグの全貌

eBASEBALLプロリーグ（イー・ベースボール・プロリーグ）は、実況パワフルプロ野球シリーズを基にしたプロ野球のeスポーツリーグで、2018年に一般社団法人日本野球機構と株式会社コナミデジタルエンタテインメントの共同によって設立されました。プロ野球の12球団が参加し、リアルなプロ野球の形式を模したeスポーツイベントが展開されています。

プロリーグの概要

このプロリーグでは、各球団がeドラフト会議にて選手を指名し、チームを構成します。編成されたチームは、セントラル・リーグとパシフィック・リーグに分かれ、eペナントレースを通じてリーグの頂点を目指します。上位のチームが争うeクライマックスシリーズを勝ち抜いた後、両リーグの代表が集結してe日本シリーズで日本一を決定します。

2018年7月19日に初の発表が行われ、2020年シーズンには大正製薬や日本コカ・コーラなどの企業がオフィシャルスポンサーとして名を連ね、リーグを盛り上げています。

選手の選考方法

選手の選考は独特なプロセスを経て行われます。12球団は、前シーズン契約したプロゲーマーのうち最大2名を継続契約することが可能です。それ以外の選手は、夏に開催されるプロテストを受け、そこで通過した約40人と前シーズンの契約を継続しなかった選手を集めた合計48人がeドラフト会議に進出します。

eドラフト会議では、3巡目まで入札抽選が導入され、4巡目はウェイバー方式が採用されます。この形式により、各チームが戦力を補強し、新シーズンに臨むことができます。

eペナントレースの詳細

2020-21シーズンの試合スタイルは、全7カードを基に構成され、セ・パ両リーグでそれぞれ15試合が行われます。各チームごとに対戦を行い、リーグ別の順位が決定します。また、交流戦を通じて、リアルなプロ野球リーグのような撮影がなされています。

試合は、ホーム&アウェー方式で実施され、全試合が専用ソフト「eBASEBALLパワフルプロ野球2020」上で運営されます。オフシーズンに入るため、選手データはリアルの選手によるものを反映させ、新シーズンの準備が整えられます。

決勝トーナメントとシリーズ

リーグ戦が終わると、上位のチームが集って決勝トーナメントを実施します。ここでの勝者がe日本シリーズに進出し、最終的に日本一が決まります。このシリーズは9イニング制となっており、引き分けの場合は試合が終了します。

過去の優勝チーム

歴代の優勝チームには、横浜DeNAベイスターズや埼玉西武ライオンズ、千葉ロッテマリーンズなどが名を連ねており、シーズンごとの激闘を繰り広げてきました。また、各シーズンのe日本シリーズでも、それぞれドラマチックな試合が展開され、観客を魅了しています。

eBASEBALLプロリーグは、プロ野球ファンのみならず、eスポーツファンにも愛される魅力的なリーグとなっており、今後の発展が期待されます。

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