PLAYLIST

PLAYLIST：次世代アーティストが織りなす深夜の音楽空間

2018年10月24日の深夜放送開始以来、多くの音楽ファンを魅了し続けている音楽番組『PLAYLIST』。TBSテレビ（関東ローカル）で毎月最終水曜日の深夜に放送されているこの番組は、既存の音楽番組とは一線を画す独自のスタイルで注目を集めています。

前身番組からの進化と独自性

『PLAYLIST』は、2010年から2018年まで放送されていた音楽番組『ライブB♪』の後継番組として誕生しました。しかし、単なる後継番組にとどまらず、独自のコンセプトと演出で新たな音楽番組の形を提示しています。最大の特色は、毎月変わる番組オリジナルのプレイリストを、次世代アーティストたちがライブで披露する点です。毎回、7～8組の期待のアーティストが出演し、フレッシュな音楽とパフォーマンスで視聴者を魅了します。

MC不在という点も『PLAYLIST』の特徴です。前身番組『ライブB♪』と同様に、MCを置かず、ナレーションとアーティスト自身の言葉で番組が進行されます。このスタイルは、アーティストのパフォーマンスをより深く、そして純粋に味わえる機会を提供しています。

番組構成と魅力的な演出

番組は、アーティスト紹介、トークパート、ライブパートという基本的な構成で進みます。アーティスト紹介では、MVなどを交えた映像と共に、そのアーティストの魅力が紹介されます。トークパートは、赤を基調とした番組ロゴが映し出される白いスタジオで行われ、アーティストの人となりや音楽への想いが語られます。トークパートでは編集でカットされた部分も、番組公式X（旧Twitter）で公開されることがあるため、ファンには見逃せない要素となっています。

そして、番組のクライマックスとなるライブパートでは、アーティストたちが持ち前の才能を爆発させ、フルサイズでのパフォーマンスを披露します。迫力あるライブは、画面を通して視聴者にもその熱気を伝えます。

ナレーター交代と番組の歴史

番組開始当初から2024年5月まで、ナレーターを務めていたのは中村ゆりかさんでした。彼女の落ち着いた語り口は、番組全体の雰囲気作りに大きく貢献していました。2024年5月からは、TBSアナウンサーの御手洗菜々さんがバトンを受け継ぎ、新たな魅力を番組に吹き込んでいます。

番組公式サイトでは、過去の放送回の情報も確認できます。出演アーティストや演奏された楽曲のリストが掲載されているため、お気に入りのアーティストの出演回を振り返ったり、新たなアーティストを発見するのに役立ちます。

関連番組と『PLAYLIST』の位置づけ

『PLAYLIST』は、TBSテレビが制作する数々の音楽番組の中でも、独特のポジションを占めています。フルサイズのパフォーマンスを重視する『CDTVライブ!ライブ!』や、大規模な音楽イベント『音楽の日』『輝く!日本レコード大賞』とは異なる、深夜の時間帯でじっくりとアーティストの魅力を堪能できる番組として、多くの音楽ファンに支持されています。

『PLAYLIST』は、これからも次世代アーティストを発掘し、紹介し続けることで、日本の音楽シーンを盛り上げていく番組として、その存在感を増していくことでしょう。

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