Speena

speena：日本の女性ロックバンドの軌跡

1997年、沢田研二のバックバンドオーディションがきっかけで出会った志保さんと祥子さん。その後、MUCH-YOを結成し活動を開始します。一方、1998年にはカナコさんがRubiiのボーカルとしてメジャーデビューを果たし、3枚のシングルと1枚のアルバムを発表するなど活躍を見せます。

1999年、Rubii解散後、カナコさんと祥子さんが新たなバンド結成を機に、志保さんも加わり、3人組バンドspeenaが誕生しました。

2000年、プロデューサー周防彰悟氏のもと、avex traxからシングル「Calm Soul」で華々しくデビュー。その後、cutting edgeに移籍し、精力的な活動を展開していきます。

2005年には、カナコさんが周防彰悟氏率いるプロジェクト「Sunny-Side Up」に参加する一方、ドラム担当の祥子さんが脱退。バンドは転換期を迎えます。

2007年、アルバム『ninnananna』発表後、エイベックスとの契約を終了し、speenaは解散。しかし、カナコさんと志保さんは「Yvonne Sisters」を結成し、インディーズでの活動をスタートさせました。

2011年にはYvonne Sistersも解散。カナコさんは「カナコspeena」名義でソロ活動を再開しますが、一時休業の後、2020年に活動を再開しています。一方、志保さんは「ゴンガーシホ」名義で活動を開始。そして、祥子さんと再会しMUCH-YOを再始動させています。

メンバーそれぞれのソロ活動も成功を収め、音楽シーンに多大な影響を与え続けていると言えるでしょう。

メンバー紹介

カナコ (ボーカル)：東京都出身。本名、小林加奈子。2008年に結婚。椎名法子への楽曲提供も手掛けるなど、ソングライターとしての才能も高く評価されています。
シホ (ギター)：本名、中根志保。数々のバンドで活躍し、「ゴンガー中根」名義でも知られています。幅広い音楽性と高い演奏技術を持つベテランミュージシャンです。
* ショーコ (ドラム)：東京都出身。2005年speena脱退後、「ひぐちしょうこ」名義で数々のアーティストのサポートメンバーを務める実力派ドラマーです。堂本剛さんや清春さんといった著名アーティストのバックバンドに参加経験があります。

ディスコグラフィー

speenaは、シングルやアルバム、参加作品など数多くの楽曲を発表しています。詳細は各メンバーの公式サイトや関連情報をご覧ください。

メディア出演

speenaは、ラジオ番組『speenaと!イエイイエイしナイト』(エフエム大阪)にも出演するなど、多方面で活躍していました。

関連アーティスト

speenaの活動に深く関わった人物として、プロデューサーの周防彰悟氏をはじめ、多くのミュージシャンが挙げられます。彼らの才能と協働が、speenaの音楽性を彩りました。

今後の活動

現在、カナコさんは「カナコspeena」として、シホさんは「ゴンガーシホ」として、それぞれソロ活動を展開しています。祥子さんはMUCH-YOを再開。それぞれの活動からも目が離せません。

まとめ

speenaは、個性豊かな3人の女性ミュージシャンによって結成された、日本の音楽史に名を刻むバンドです。華やかなデビューから解散、そしてメンバーそれぞれのソロ活動まで、その軌跡は多くのファンを魅了し続けています。今後の活躍にも期待しましょう。

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