TATSUYA

TATSUYA（たつや）

TATSUYA（1985年11月9日生まれ）は、日本を代表するヒューマンビートボックスのアーティストであり、一般社団法人日本ヒューマンビートボックス協会の代表理事としても活躍しています。彼の音楽スタイルは独特で、ビートボックスの技術を駆使して様々なジャンルの楽曲を表現しています。独学でスキルを磨き上げた彼のパフォーマンスは、多くの人々に感動を与えています。

来歴

TATSUYAは、20歳の時に近所のデパートで行われたヒューマンビートボックスのパフォーマンスに触発され、独自に練習を始めました。2009年には、ヒューマンビートボックスの日本における普及を目指して、わずか24歳で一般社団法人日本ヒューマンビートボックス協会を設立。事業の代表理事に就任し、以降このジャンルの発展に寄与しています。

2011年には、ギタリストの雅の影響を受け、スラップベースを口で演奏し、同年の日本での最も権威あるビートボックス大会であるJapan Beatbox Championshipで見事優勝を果たしました。さらに、2019年にはももいろクローバーZのライブに出演し、彼らとともにパフォーマンスを行い、ヒューマンビートボックスの新たな可能性を示しました。

出演歴

TATSUYAは、様々なメディアでその才能を披露しています。2011年の岡谷酸素のCMや、2012年のソニーモバイルのCM「バレエ×ビートボックス」篇など、多くのCMでの活躍が見られます。テレビ番組も充実しており、NHKの「テレ遊びパフォー」や「天才てれびくん」、TBSの「マツコの知らない世界」など、名だたる番組に出演し、彼の魅力を広めています。

イベントとバトル

多彩なイベントにも参加しており、2010年の「つるロックフェス」や、2018年のTED×Nihonbashiではスピーカーとして登壇。さらには、2024年には破天共鳴×KING OF KINGSにおいて、ラッパーMOL53とのタッグで優勝を果たしました。彼の競技者としての顔も忘れてはなりません。数々の国内外大会での戦績は圧巻で、2016年にはシンガポールで行われたBEATBOX BATTLE ROYALで日本人初の優勝を収めています。

作品と影響

TATSUYAは音楽活動の中で、多くのプロジェクトにも関わってきました。2013年には「独裁 -monopolize-」にゲスト参加し、2020年には即興で作成したアナログ盤「LINE」にも貢献しています。彼の多才な音楽性は、ヒューマンビートボックスだけに留まらず、様々な分野に影響を与え続けています。

今後のTATSUYAの活動にも注目が集まります。日本のヒューマンビートボックス界を牽引する彼は、さらなる高みを目指して挑戦し続けるでしょう。彼の音楽がどのように進化し、どのような影響をもたらすのか、自身のスタイルを通じて新しいクリエイティブな表現を追求し続けてほしいです。

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