Wyolica

wyolica（ワイヨリカ）

wyolicaは、1999年にメジャーデビューを果たした日本の男女2人組の音楽グループです。デビュー以来、彼らは独自の音楽スタイルを追求し続け、幅広い音楽シーンで活躍をしてきましたが、2013年に解散を迎えました。ところが、2019年には再結成が発表され、ファンを沸かせました。

グループ名の由来

「wyolica」という名前は、アメリカ先住民族の言葉を基にした造語で、「草原の民」という意味を持っています。これは、グループの音楽に対する自然の一体感や親しみやすさを表す象徴とも言えるでしょう。

メンバー構成

グループは、以下のメンバーから構成されています。

• - azumi（あづみ）: ボーカルで作詞も手がける。北海道札幌市出身で、2005年からはソロシンガーとしても活動しています。
• - so-to（そーと）: ギターとプログラミングを担当し、作詞・作曲も行う。大阪府出身이며、SoulColor Musicの代表を務め、2012年からはソロユニット「Soulcolor」としても活動しています。

活動の始まりとデビュー

1997年春、azumiとso-toは、それぞれのオーディションで出会い、お互いの音楽に対する熱意で意気投合しました。この出会いがきっかけで、彼らはwyolicaというグループを結成したのです。1999年5月21日、グループは大沢伸一のプロデュースによるシングル「悲しいわがまま」でメジャーデビューを果たします。

音楽スタイルや影響

彼らの音楽は、ギターとボーカルを基盤にしながら、さまざまなジャンルを取り入れた多様なサウンドが特徴です。デビューからの数年で、大沢伸一氏をはじめとした、多数のプロデューサーとの共演を通じて、彼らの音楽的な幅を広げていきました。特に、彼らの初期アルバム『who said "La La..."?』や『almost blues』は、実験的な要素が色濃く出ています。

ソロ活動と活動休止

2005年になると、wyolicaは次のステージへと進むための活動休止を発表。それぞれがソロアーティストとしての道を歩み始めました。azumiはソロシンガーとして、so-toは作家活動を行い、個々の音楽を探求しました。これにより、彼らの音楽にはより多様性が生まれるきっかけとなりました。

再結成

そして2019年、デビューから20周年を迎えたこの日、彼らは再結成を発表します。この発表は多くのファンにとって待望のニュースであり、再び彼らの音楽を聴ける機会が訪れました。

ディスコグラフィ

wyolicaは、多くのシングルやアルバムを残しています。中でも、代表曲には以下のようなものがあります。

• - さあいこう - 映画『東京ゴミ女』のエンディングテーマ。
• - Mercy Me - テレビドラマ『スカイハイ』のエンディングテーマ。
• - ありがとう - 集英社「MORE」のCMソング。

さらに、彼らは他アーティストへの楽曲提供や客演も行い、その影響力を広げています。

まとめ

wyolicaは、音楽の流れの中で独自の足跡を残し、世代を超えて多くのファンに支持されているグループです。再結成後の活動にも期待が高まります。彼らの音楽は、これからも多くの人々に感動を与え続けることでしょう。

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