Xikers

xikers（サイカース）

xikers（サイカース）は、韓国の男性アイドルグループで、KQエンターテインメントに所属しています。このグループは、2023年に1stミニアルバム『HOUSE OF TRICKY : Doorbell Ringing』で公式にデビューを果たし、注目を集めています。xikersのメンバーは全員で10人、韓国出身のメンバーが9人と、タイ出身のメンバーが1人という多国籍な構成です。

グループ名の由来

グループ名であるxikersは、種々の意味が込められた造語で、座標を象徴する「x」と「旅行者」を意味する「hiker」を組み合わせたものです。「座標を探しながら時間と空間を旅する少年たち」という意味が込められており、その冒険心や旅への意欲を反映しています。また、ファンダム名の「road𝓨」も、xikersが歩む道を意味しており、彼らの冒険にファンが共に寄り添う姿勢を表現しています。

来歴

xikersの前身は2022年に発表された練習生グループKQ Fellaz 2です。彼らはKQエンターテインメントの公式TwitterやYouTubeチャンネルで、インタビューやパフォーマンス動画を公開することで、ファンとの接点を増やしました。2022年9月には、彼らの成長過程を描いた番組「THE PLAYER : K-POP QUEST」が放送され、特に話題となりました。

2023年には、2月24日にグループ名が発表され、SNSの公式アカウントも開設されました。続いて、3月にはSBS Mで「Let's go xikers」が放送され、グループへの期待が高まりました。3月30日には1stミニアルバムをリリースし、ダブルタイトル曲「TRICKY HOUSE」と「ROCKSTAR」のミュージックビデオは、どちらも公開から24時間以内に1000万回再生を突破しました。デビューアルバムは、初動で10万3318枚を記録し、韓国のボーイズグループのデビュー作としては歴代5位の成績を収めました。

その後、xikersはアメリカのビルボード200でも75位にランクインするなど、国際的な認知度を高めています。しかし、同年5月にはメンバーのジョンフンがけがにより活動を中断するなど、試練の時期も迎えました。

新たな展開

2023年8月には2ndミニアルバム『HOUSE OF TRICKY : HOW TO PLAY』をリリースし、こちらも大ヒットを記録しました。公式YouTubeチャンネルではファンサービスとしてファンダム名の候補を公表し、その中から「road𝓨」が選ばれました。さらには、同年10月から初のワールドツアー『xikers WORLD TOUR TRICKY HOUSE : FIRST ENCOUNTER』が予定されており、日本とアメリカ各都市での公演が控えています。

音楽制作

xikersの音楽は、同事務所所属のEDEN率いる音楽プロデュースチームEden-aryによって手掛けられています。その音楽スタイルは多彩で、リズミカルでありながらも深いメッセージ性を持つ楽曲が特徴です。冒険や旅をテーマにした楽曲は、ファンとの絆を強化し、共に歩むストーリーを描き出しています。

韓国の音楽シーンに新たな風を吹き込んでいるxikers。彼らの今後の活動や成長に注目が集まっています。

もう一度検索