あきた湖東農業協同組合

JAあきた湖東（あきたことうのうぎょうきょうどうくみあい）

JAあきた湖東は、秋田県南秋田郡五城目町に本所を置く農業協同組合で、愛称はJAあきた湖東です。

概要

1998年4月1日、JA秋田中央会が進める11広域合併構想に基づき、五城目町、井川町、飯田川町、秋田昭和町の4つの農協が合併し、あきた湖東農業協同組合が発足しました。当初、八郎潟町農業協同組合はこの合併に対し、合併の意義が不明確であるとして参加を見送りました。

しかし、1999年度に八郎潟町農協が初の赤字決算を計上。JA秋田中央会の監査を受けた結果、自己資本比率が当初の5.04%から実際にはマイナス1.31%であることが判明しました。このため、JA秋田中央会の仲介により、八郎潟町農協があきた湖東農協に合併を申し入れ、翌年6月1日に同農協は八郎潟町農協を合併しました。

2018年4月には、財務基盤と販売力の強化を目指し、新あきた農業協同組合（本部・秋田市）および秋田みなみ農業協同組合（本所・男鹿市）と合併し、「秋田なまはげ農業協同組合」として発足する予定でした。しかし、2016年度にあきた湖東農協の漬物加工・販売事業を手掛ける子会社で赤字が発生したことを受け、あきた湖東農協は合併への参加を見送る方針を表明しました。その後、2018年4月1日付で、新あきた農協が秋田みなみ農協を吸収合併し、現在の「秋田なまはげ農業協同組合」（本部・秋田市）が発足しました。

沿革

1998年 - 五城目町、井川町、飯田川町、秋田昭和町の4農協が合併し、あきた湖東農業協同組合を設立。
時期不明 - 内川支所、富津内支所、大川支所を廃店。
2001年 - 八郎潟町農業協同組合を吸収合併。
時期不明 - 馬場目支所、上井河出張所を廃店。
2022年1月17日 - 飯田川支所を昭和支所に統合。同時に、昭和支所を潟上支所に改称。

外部リンク

JAあきた湖東 - あきた湖東農業協同組合

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