あちこちオードリー

あちこちオードリーとは

『あちこちオードリー』は、テレビ東京で2019年10月から放送が開始されたオードリーの冠バラエティ番組です。初期のタイトルは『あちこちオードリー～春日の店あいてますよ?〜』で、2021年3月のリニューアルに伴い、現在の名称に変更されました。

この番組は、春日俊彰が料理店の大将として出演し、常連客の若林正恭や毎回のゲストとともに、本音のトークを繰り広げるスタイルが特徴です。通常は2～3組のゲストを招き、時には1名が登場することもあります。

番組の特長

『あちこちオードリー』の最大の魅力は、事前に行われるアンケートがないため、タレントたちが自由に本音を語るところです。このスタイルは視聴者やネット上でのニュースにも頻繁に取り上げられています。特に、若林が考案した「ラジオじゃない」「不用意な発言禁止」といった注意喚起的な標語が貼られた番組セットも、視聴者を引きつける要素の一つです。

また、番組では視聴者からのメッセージも受け付けており、オープニングやトーク中に紹介されることがあります。これにより、視聴者もトークに参加できる感覚が生まれるため、どんどんファンが増加しています。

主要なコーナー

番組にはいくつかの人気コーナーも存在します。例えば、「ゲストの気になる発言リスト」では、他のメディアからの発言を紹介し、それに対してトークを展開する形式を取っています。「視聴者のお悩み予想」コーナーでは、事前に集まった視聴者の想像するゲストの悩みを紹介することで、ゲストのリアルな心情に迫ります。

2022年からは、「この時心が楽になる 私の処方箋」というコーナーもスタートし、ゲストが大好きな瞬間を共有することで、視聴者にも心の癒しを提供しています。

受賞歴

番組はその質の高さから多くの評価を受けています。特に2021年には『ギャラクシー賞テレビ部門 2021年6月度月間賞』を受賞し、ゲストが語った内容がなぜ高い評価を受けたかについては、芸人たちのリアルな悩みや心情に焦点を当てたトークが一級の「テレビ論」にもなっていたことが挙げられます。

放送形態

初回の放送はパイロット版であり、2019年8月と9月に特別番組として放送されましたが、その後、2019年10月からレギュラー放送に移行しました。放送時間の変更もあり、2020年から毎週水曜の深夜に放送されています。また、2021年4月以降は、系列各局でも同時ネットで視聴可能です。

出演者

メインMCはオードリーの二人、若林正恭と春日俊彰です。若林は常連客役としてトークを盛り上げ、春日は大将役として番組をリードします。また、番組プロデューサーである佐久間宣行がミニコーナーのMCを担当しており、視聴者とのつながりを強化しています。

結論

『あちこちオードリー』は、オードリーならではの軽快なトークとリアルな人間模様が織りなすバラエティ番組として、多くのファンから支持され続けています。視聴者参加型の新しいスタイルや、自由な本音トークが魅力の本番組は、今後の展開にも目が離せません。

もう一度検索