ありんくりんの紹介
ありんくりんは、
吉本興業の
子会社であるよしもとエンタテインメント沖縄に所属するお笑いコンビです。
2014年に結成されたこのコンビは、
沖縄県出身の二人から成り立っています。彼らのユーモアは沖縄の文化や日常を反映し、観客に親しみやすい内容となっています。
メンバー構成
ひがりゅうた
ひがりゅうたは、ボケ担当であり、
沖縄県北中城村出身の32歳です。彼は
三線やシュノーケル、そしてアメカジファッションに興味を持ち、地域活動にも積極的です。特に、北中城村の観光アンバサダーとして地域貢献に尽力しており、
2022年にはその証として村長から委嘱状を授与されました。彼のネタには自身の故郷にちなんだ内容が多く、地域の人々からも愛されています。
クリス
クリスはツッコミ担当で、
沖縄県沖縄市出身の31歳です。父は
アメリカ人で母は日米ハーフという背景を持つクリスは、
バスケットボールやオリジナルソングの作成が趣味です。彼のコメディスタイルは、
在日米軍の状況を反映したユーモアも交えており、観客を楽しませています。
コンビの成り立ち
ありんくりんは高校時代に結成されました。当初は、ひがりゅうたの幼なじみとクリスの同級生によるトリオとして活動していました。しかし、スタイルの違いからコンビに変化しました。
2014年の4月には正式にありんくりんとして活動を開始し、その名は沖縄方言で「これもあれも」を意味します。名付け親は沖縄の著名な文化人、照屋林賢氏です。
特徴的なネタ
ありんくりんには沖縄の文化や社会背景を取り込んだユニークなネタが多くあります。一部は
沖縄県民の典型的な特性を反映しており、特にひがりゅうたが描くウチナーンチュの生活とか、クリスの
アメリカ人視点からの観察は観客に新たな視点を提供します。
受賞歴
ありんくりんは数々の賞を獲得してきました。例えば、
2018年に放送された
琉球朝日放送の「お笑いバイアスロン」では優勝し、さらに沖縄
テレビの「新春!Oh笑い O-1グランプリ」でも
2019年から
2022年にかけて何度も栄冠をつかみました。
メディア出演
彼らは様々なメディアにも進出しています。
ラジオ番組「ありんくりんのヨーガクナイト」では冠番組を持ち、
テレビでは「ラフピー!」や「
有吉の壁」、さらには琉球歴史ドラマ「尚円王」など、多数にわたって出演しています。映画にも挑戦しており、
2018年の作品「きたなかスケッチ」ではひがりゅうたが演技を披露しています。
このように、ありんくりんは沖縄からの文化を背負いながら活動する一方で、全国規模での成功を収めている注目のお笑いコンビです。彼らのユニークな視点と地域貢献が、今後ますますの活躍を期待させます。