うらわ美術館

うらわ美術館：本の魅力と浦和の文化が息づく美術館

さいたま市浦和区のランドマーク、浦和センチュリーシティ3階に位置するうらわ美術館は、市立の美術館として、地域に根ざした活動で多くの来場者を楽しませています。JR浦和駅西口から徒歩わずか7分というアクセス抜群の立地も魅力です。

美術館の特徴：本と浦和の画家たち

うらわ美術館の大きな特徴は、その収蔵作品にあります。絵本のようなしかけ絵本を含む、本にまつわる美術作品を多く収蔵しており、書籍そのものをアートとして捉えたユニークなコレクションは必見です。また、浦和で活躍した画家たちの作品も数多く収蔵されており、地域に深く根付いた文化に触れることができます。

常設展は設置されていませんが、企画展は常に魅力的なテーマで展開されており、現代美術から伝統的な作品まで、幅広いジャンルの作品を鑑賞できます。子供にも分かりやすい展示や、教育プログラムも充実しており、家族連れでも楽しめる美術館となっています。

展覧会開催時には、子供向けニュースとして親しみやすいパンフレット「うらびい」が配布され、美術館の魅力をより身近に感じさせてくれます。

浦和センチュリーシティ：複合施設の魅力

うらわ美術館が入居する浦和センチュリーシティは、美術館以外にも、ロイヤルパインズホテル浦和などのホテルやレストラン、そしてショッピング施設などが集まった複合施設です。20階建ての高層ビルからは、埼玉県庁やさいたま市役所、そして浦和駅周辺の街並みを一望できる、素晴らしい眺望を楽しむことができます。

建物の1階には、豪華なシャンデリアが輝くエントランス広間があり、来場者を出迎えます。地下には有料駐車場がありますが、美術館は駐車場を保有していないため、駐車料金の割引サービスはありません。

代表的な収蔵作品

美術館を代表する作品として、田中保の「マドロナの影」（1915年）など、多くの貴重な作品が収蔵されています。三尾彰藍の作品なども含め、そのコレクションは多岐に渡り、見る人の心を豊かに満たしてくれるでしょう。それぞれの作品に込められた作者の想いや、時代背景を想像しながら鑑賞することで、より深い感動を得ることができるでしょう。

歴史と未来

1999年10月1日、浦和センチュリーシティの竣工式が行われ、翌2000年4月29日には、うらわ美術館が開業しました。以来、地域に愛される美術館として、数々の企画展を開催し、来場者を楽しませています。これからも、新しい企画や展示を通して、地域社会に貢献し、多くの人々に感動と喜びを提供し続けることでしょう。

うらわ美術館は、単なる美術館としてだけでなく、地域の文化拠点として、そして人々の交流の場として、その役割を担い続けています。近隣にお越しの際は、ぜひ足を運んでみてください。

もう一度検索